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<Wコラム>チャン・グンソク/『テバク』に至る長い道~才能あふれるエンタティナー

Wow!Korea / 2016年5月14日 21時51分

曲を披露しながら、チャン・グンソクは今の心境をこう語った。

「1年前のアリーナツアーで、『人気はバブルみたいだと思います』と言っていたことがありますよね。自分の人気より、自分のやりたいことやしたいことを探していたほうが、完全にチャン・グンソクらしいと思います。前のバレンタイン・デーのときに、ウナギたちと一緒にパーティーをしたことがあったんです。そのときみたいに時間が流れて、おじいちゃんやおばあちゃんになってもバレンタイン・デーにチョコレートや飴をあげて、関係を作りたかったんだけど、できるかな?」

こう問われて、もちろんファンたちは、声をそろえて「できるー!」と絶叫した。

その声がこだまして会場に響きわたる。チャン・グンソクの幸せそうな表情が忘れられない。

■エネルギッシュなライブ活動

チャン・グンソクはどのステージでも笑いのツボをはずさない。

たとえば、「前に1人でカラオケに行ったときでも、自分の歌しか歌わないんですよ」と言って大爆笑を誘っていた。

このアジアツアーのファイナルとなったステージを、チャン・グンソクは次の言葉で締めくくった。

「毎回、気持ちは全然違います。客席も雰囲気も違うからどうすればみんなが満足できるか、いつも考えていました。今日はアジアツアーの最後となるファイナルステージなので、2012年最後の舞台をみんなと美しい記憶にするためにがんばってきました(拍手)。本当に来てくれてありがとうございます。来年は、もっといい舞台を作ります。待っていてください」

ラスト曲に入るとき、ファンからのサプライズがあった。会場に入るときに渡された風船をみんなが手に持ち、チャン・グンソクの歌に合わせてペンライトと一緒に振り続けたのだ。まさに、チャン・グンソクとファンの心が一つになった瞬間だった。

2013年になると、チャン・グンソクはダンスミュージックユニット「TEAMH」を組んで、公演で日本各地をまわった。エンタティナーとしての彼の活動は本当にエネルギッシュだった。

文=「ロコレ」編集部

(ロコレ提供)

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