<Wコラム>ペ・ヨンジュン 過去への旅路~初来日でブームを起こす
Wow!Korea / 2016年5月30日 17時45分
『冬のソナタ』でトップ俳優としての地位を不動にしたペ・ヨンジュン。念願だった映画界に進出し、初めての主演映画『スキャンダル』に主演した。風流な退廃貴族という、難しい役にあえて挑むところがペ・ヨンジュンの真骨頂だった。慣れない時代劇で苦労も多かったが、彼は持っている力をすべて注ぎ込んで、与えられた役を見事にこなした。
■謙虚にすべてを得る俳優
映画『スキャンダル』は興行的に好成績となり、ペ・ヨンジュンの演技も高く評価された。
デビュー10年目に満を持して映画界に進出したペ・ヨンジュンは、主演第1作目を成功させて長年の夢を最高の形で叶えた。
イ・ジェヨン監督も心からペ・ヨンジュンを称賛した。
「ペ・ヨンジュン氏と一緒に仕事をしてみて、驚かされた面がかなりありましたね。10年間もスターの座にいるというのに、初めての映画に対してとても謙虚に取り組んでいたんです。スタッフに対しても、『新人俳優のペ・ヨンジュンです』と言っていました。自分が雰囲気を盛り上げようという義務感を持っていたのだと思います。彼はまさに『自分がへりくだることですべてを得る俳優』でしょう」
監督からここまで評価されたペ・ヨンジュン。けれど、有頂天になるような人間ではなかった。
■俳優としての確かな手応え
ペ・ヨンジュンは、映画専門週刊誌「シネ21」の2003年9月23日付けの誌面で、次のように心情を吐露している。
「映画俳優としては、まだヨチヨチ歩きをしている水準です。でも、撮影は映画のほうが余裕があります。テレビは即興的・感覚的で瞬発力を要する媒体ですが、映画はハンドメイドみたいなものですね。演技に対して今も自信はありませんが、以前やっていたような反復的な感情表現はしていないと思います。うまく演じているとは言えなくても、少しは発展しているようです」
「今回の映画では、私が知らなかった表情が出ていました。そんな表情が自分からは出てこないだろうと思っていたのに、自然と顔から出てきました。私の中にある属性を引っ張りだしてきたのでしょう。そんな作業の妙味を感じるようになりました。撮影が終了して惜しい気持ちです。楽しかったですからね。共に時間を過ごした人たちとまた一緒にやってみたい」
「この作品を終えれば俳優として明らかに何かを得るだろう、と思いました。そして、確かに得ました。けれど、何を得たのかと聞かれても、答えたくないですね。あえてそんなことを言いたくないんです」
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