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<Wコラム>チャン・グンソクはいつ兵役に行くべきなのか

Wow!Korea / 2016年7月14日 22時4分

こうした一連の動きを見ていると、今年の秋の兵役入りというのが、タイミングのうえでは非常にいいように思える。

なんといっても大きいのは、『テバク』で立派に主役を務めあげたことだ。全24話の平均視聴率は9.3%で、最終話の視聴率は10.0%だった。高い数字とは言えないが、『テバク』以前の2作品で低視聴率にあえいだ過去を考えると、『テバク』では一応の成果を出したといえる。

もちろん、もっと高い視聴率をめざしていただろうが、チャン・グンソクにとって不運だったのは、脚本の出来があまり良くなかったことだ。それでも彼の体当たりの演技は視聴者からも高い評価を得ていた。

「今までの自分を捨てて、新しい姿に生まれ変わる」

そう決意して臨んだ『テバク』で、チャン・グンソクは時代劇の主役を全うできることを証明してみせたのだ。このことは大きい。

■兵役はデリケートな問題

兵役によって長き空白期間が生じてしまう場合、俳優としてはインパクトが強い作品を残して芸能界を離れたいものである。

その際、どれくらい余韻を残せるかが大事。その点で、チャン・グンソクは『テバク』という作品を残すことができた。

さらに、アジアツアーで生粋のエンターティナーぶりを発揮した。こうした一連の活動は、兵役入りを間近に控えている身としては及第点をつけられる。

今後の兵役入りの推移は、チャン・グンソク自身が入隊の時期をどのように考えているかで決まってくる。

さらに、新しいドラマのオファーを待つのかどうか。

人気俳優であるかぎり、あらゆるチャンスを考慮するのは当然のことだ。

その一方で、兵役に向けたカウントダウンも始まる。そんな状況で、どんな判断を下すのか。それは、チャン・グンソクがこれから芸能界でどのような存在感を示していこうとしているかによって左右される。

ただし、あまり兵役入りを延ばさないほうがいいと思われる。なぜなら、韓国にいるアンチがネット上で批判を展開しないともかぎらないからだ。

兵役は芸能界でもデリケートな問題。世間の目を気にしながら、兵役入りを考えなければならない時期もある。

■兵役を俳優キャリアのプラスにする

兵役入りに向けたチャン・グンソクの動きを想定してみよう。

時期としてタイミングがいいのは、10月か11月だ。チャン・グンソクも29歳2か月か3か月。年齢的にもちょうどいい。

しかも、『テバク』の主演、アジアツアーをこなした後であり、ある程度の実績を作って兵役入りすることになる。入隊する直前に日本と韓国でファンミを行なってファンに報告する機会を作れれば申し分ないだろう。

ただし、そういう選択をしないで、もう少し芸能活動をプラスしておきたいとなれば、来年の入隊となる。この場合、1か月過ぎるごとに兵役延期の限界が近づいてくるので、切羽詰まってくるのは確かだ。兵役入りが来年になるとしても、なるべく早い入隊を勧めたい。

その兵役の中身だが、陸軍の軍楽隊がチャン・グンソクに一番合っているように思える。今は「東方神起」のユンホや「JYJ」のジェジュンが陸軍の軍楽隊にいるが、チャン・グンソクも希望すれば師団の軍楽隊に入れる可能性が高い。そうなれば、ファンもステージ上のチャン・グンソクを見る機会に恵まれる。

そのあたりはチャン・グンソクも真剣に考えているかもしれない。彼が自分の俳優キャリアにプラスになる最良の選択をすることを願っている。

文=康熙奉(カンヒボン)

(ロコレ提供)

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