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<Wコラム>「東方神起」チャンミンが語る『夜を歩く士(ソンビ)』の面白さ! (前編)

Wow!Korea / 2016年7月20日 20時38分

現在、義務警察で兵役を履行しているチャンミン(東方神起)。彼が兵役に入る前に出演したドラマが『夜を歩く士(ソンビ)』である。彼にとっては初めての時代劇だった。(写真提供:OSEN)

現在、義務警察で兵役を履行しているチャンミン(東方神起)。彼が兵役に入る前に出演したドラマが『夜を歩く士(ソンビ)』である。彼にとっては初めての時代劇だった。「言葉づかいなど、最初から最後まで難しいことばかりでした」と戸惑いを語っていたが、ドラマの中ではイ・ユンという役を魅力的に演じていた。

■遊び人を装うイ・ユン

『夜を歩く士(ソンビ)』は、120年という長い時間を生きているヴァンパイアのソンヨル(イ・ジュンギ)を中心に展開されるファンタジー時代劇だ。

タイトルにある「ソンビ」とは、朝鮮王朝時代に高い志を持った儒教的な教養人のこと。主人公はヴァンパイアだが、ソンビのような資質を持っていることがタイトルの上でもわかるのである。

このドラマの中で、チャンミンはどんな役を担っているのか。

本人から直接説明してもらおう。

「僕が演じたイ・ユンは、国の世子(セジャ/王の正式な後継者)で、将来は王になる役柄です。国内にはさまざまな争いがあり、現在の王である祖父とその周囲の人々の間には、心が痛くなるような事情があります。それで、イ・ユンは遊び人のフリをします。外に出てお酒を飲んだり、女性と遊んだりします。そうやって、周りの人が軽く見て油断してしまうように誘導するのです」

本心と違って遊び人のフリをするというのは、深い心理描写が必要になる。

■演技の勘がいい

イ・ユンというのは難しい役柄だ。

本心を隠して遊び人のフリをしなければならない。

チャンミンはイ・ユンをどのように演じようと思ったのだろうか。

「痛みを抱えたキャラクターだったので、わざと明るいフリをしていたのではないか、と最初は思っていました」

しかし、徐々に受け取り方が違ってきたという。

「本来はイ・ユンという人物は明るくて、若い男性なので女性もお酒も好きだったのかもしれない、という考えも少しずつ湧いてきて……(笑)。あるいは、王宮にはいろいろ問題が多いので、純粋で明るい姿を極大化させて表現している人なのではないか、とも思いました。遊び人の姿をためらいなく見せられる人物だと思って、それを演技で表現しようと努力しました」

この言葉のように、人間にはいろいろな側面があることを認めたうえで、チャンミンはイ・ユンの自由奔放な部分を強調するような演技を心掛けたのである。

このあたりのキャラクターの読み方は巧みだ。演技をする上での勘の良さを大いに感じさせる。

■名優に気に入られたチャンミン

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