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<Wコラム>「超新星」ソンジェ! 義務警察での経験が彼を必ず成長させる

Wow!Korea / 2016年7月28日 21時29分

ソンジェは義務警察の広報団に所属したが、義務警察の本来の任務は交番勤務、交通整理、治安維持活動である(写真提供:ロコレ)

5月に兵役から戻ったソンジェ(超新星)。7月19日の大阪公演、7月21日の東京公演で日本のファンに復帰の挨拶をした。8月10日にはソロアルバム『It’s Time』を発表。10月から11月にかけて「超新星」としての日本ツアー(福岡、広島、大阪、名古屋、東京で開催)も行なわれる。エネルギー全開となったソンジェの活躍が楽しみだ。

■兵役を経ると何かが変わる

5月に兵役を終えて帰ってきてからは、ソンジェが発する言葉の一つひとつに重みがある。兵役で不在となっている4人(ゴニル、ソンモ、グァンス、ジヒョク)に対する責任感も強いのだろう。ユナクと2人で「超新星」を守っていくという強い決意が言葉にあらわれている。

それは、ファンにとっても本当に頼もしい。

韓国の男性は「兵役から戻ってくると人間的にもひとまわり大きくなっている」とよく言われるが、まさにソンジェがそうだ。

何よりも、無事に兵役をやりとげたという自信が大きいはず。さらには、兵役中に経験したことが大きな糧になっているに違いない。

それほどまでにソンジェを変えた兵役という経験。今一度、振り返ってみよう。

■義務警察では何をするのか

よく知られているように、ソンジェは義務警察で兵役を全うした。この義務警察は、軍務の代替制度として確立されたものだ。

もともと韓国軍は兵員が過剰になっている。兵器のハイテク化で従来ほど兵士を必要としないのに、兵役によって次々に20代の若者たちが軍に入ってくるからだ。その一方で、全国の警察は慢性的な人員不足になっている。

そこで、軍に入るべき人たちの何%かは警察のほうに行ってもらおう、というのが軍務代替制度としての義務警察の役割だ。

ただし、義務警察は志願者が多いので、選抜試験を経て該当者が決まる。合格者は4週間の新兵訓練を受けたのち、警察センターで3週間の研修を受け、その後に全国各地の地方警察庁に配属される。

主な任務は、交番勤務、交通整理、治安維持活動などである。

かつてはデモの取り締まりも大きな役割だったが、今はデモそのものが少なくなり、その任務も極端に減っている。

なお、ソンジェが所属したのはソウル地方警察庁にある広報団である。この広報団は18人前後のメンバーで構成され、学校を回って校内暴力やイジメの撲滅をアピールするのが主な任務だ。他にも、警察組織の広報や、民間との交流事業でパフォーマンスを披露したりする。現在は東方神起のチャンミン、「SUPERJUNIOR」のドンヘとシウォンが広報団に所属している。

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