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<インタビュー>「イニョプの道」キム・ドンウク、ロマンチストなデビュー12年の俳優

Wow!Korea / 2016年8月27日 22時11分

俳優キム・ドンウク(提供:OSEN)

※ドラマのネタバレになる内容が含まれています。

非常に演技のうまい俳優キム・ドンウクが、改めて自分の存在感を確認させた。韓国JTBCで放送されたドラマ「イニョプの道」(原題「下女たち」)で、愛する女性のために全てをかけたキム・ウンギを通して深くて濃い演技を見せた。

キム・ドンウクは吸引力が強い俳優だ。顔はソフトだが、確実に中心をとらえて自分なりの重さをもって演じる俳優である。彼がどのようなキャラクターを演じても、入り込ませる力がある。キム・ドンウクと共に胸を痛め、一緒に泣いて怒り、笑う。「イニョプの道」でも同じだった。登場人物のうち、ウンギが一番かわいそうだったという反応があったほどだ。「イニョプの道」で彼の演技を見て、胸が締め付けられるような思いになった。

「どの人物に感情移入させるかによって違うと思います。サウォル(イ・チョヒ)やムミョン(オ・ジホ)がかわいそうだと思うこともあるでしょうし、どの人物により感情移入して、誰により共感するかということなんですが、僕はイニョプに対する愛に共感しました。だから演じながら『こんな状況に処された時、こんな姿を見せようとしたら、どう思っているのだろうか』、『一体何のためにこのように考えるのだろうか』とウンギを理解する作業が必要でした。」

キム・ドンウクは劇中、クク・イニョプ(チョン・ユミ)と生涯を共にしようと婚礼を挙げるほど愛していたが、裏切られて愛する女性イニョプの敵との板挟みになるウンギの感情の起伏を表現しなければならなかった。嫉妬や怒り、裏切り、愛などの感情を深く内面を卓越に表現して視聴者を物語の世界に引き込んだ。

「演じる時だけは、ユミという女優もイニョプとして愛らしい点を見ようと努力しました。劇中、極端な演技をしましたが、日常生活でその感情の影響を全く受けなかったわけではありませんでした。演じなければならないのはそういった感情で、考え悩み続けたらぱっと降りてくるような時がありました。そういったコンディションにならざるをえなかったんですが、あえて明るく生活しようとはしませんでした。」

キム・ドンウクが「イニョプの道」で演じながら、一番重点を置いたのはイニョプを死ぬほど愛さなければならず、絶対自分が悪人に見えてはいけないということだった。

「イニョプをものすごく愛さなければならないということと、絶対に悪人に見えてはいけないことを一番大事に考えました。全てが憎悪と恨み、怒りのせいで苦痛を与えるための悪人に見えたらダメだと思いました。全ての目標と目的はイニョプのためのものでなければならず、イニョプがウンギの気持ちを知らないかもしれないが、全ての演技はイニョプに対する愛が抜けたらダメだと思っていました。」

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