“俳優チョ・ドクジェによる性的暴行”告訴の女優A、会見場で「つらかったし、いまもとてもつらい」
Wow!Korea / 2017年11月21日 14時17分
韓国俳優チョ・ドクジェ(49)の性的暴行関連で訴訟中の女優Aが「とてもつらかったし、いまもとてもつらい」と訴えた。
女優Aは21日午前、ソウル・ラマダホテルで開かれた記者会見に登場し、「こうして多くの方が来てくださり感謝する。これまでとてもつらかったし、いまもとてもつらく、これからもつらい思いをするでしょう」とし、「今後、私と同じような第2の性暴力被害者が発生しないように、公正性ある報道をしていただきたい」と短く挨拶し、退場した。
この日、女優A側はチョ・ドクジェの強制わいせつ事件のてん末を再度整理する一方、特定媒体で報道されているAを取り巻く疑惑について釈明した。
事件に対する反論内容は強制わいせつが発生した映画は“15歳観覧可(R指定ではない)”映画であり、13番シーン(問題の場面)は基本的に“暴行シーン”でも“ベッドシーン”でもない点、チョ・ドクジェの被害者への謝罪および映画降板の意思表示、監督の演技指示に従っただけで強制わいせつはしていないとするチョ・ドクジェの主張と違い、13番シーンから監督の指示にまともに従わなかった点などだ。
続けて女優A側は特定媒体を通して報道されたメイキングフィルムが編集・歪曲されたとして、メイキングフィルムに関する詳細や現場鳥瞰図などの資料を添付した。
イ・ハクジュ弁護士は「特定媒体は編集して公開したメイキングフィルムと違い、撮影映像(事件が撮影された映像、特定媒体報道資料のうちタイムコードが挿入された映像)を保有しているにも関わらず公開せず、代わりに撮影映像約5760フレームのうち加害者に有利に見える一部分の16フレームだけを選択して公開した」と述べた。
女優Aは2015年、映画撮影中に性的暴行を受けたとしてチョ・ドクジェを強制わいせつ致傷容疑で告訴した。その後、原審で裁判部はチョ・ドクジェに無罪を言い渡したが、先月13日に開かれた控訴審で原審が破棄された。裁判部は被告人が被害者に民事訴訟で精神的苦痛を加重させた点、誤りを反省しない点を上げ、懲役1年に執行猶予2年を宣告した。そして、双方共に上告状を提出し、事件の判断は大法院(最高裁判所)に移された。
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