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イ・スンギら俳優に何の罪があるのか…問題作「花遊記」、かわいそうな俳優たち

Wow!Korea / 2017年12月29日 20時59分

俳優イ・スンギは、再入隊公約まで掲げるほどこの作品に自信を見せていた。除隊後の復帰作として選択するほど愛情が深かった。だが聞こえてきたのは各論争や雑音、事件事故の話ばかりだ。(提供:OSEN)

俳優イ・スンギは、再入隊公約まで掲げるほどこの作品に自信を見せていた。それもそのはず、除隊後の復帰作として選択するほど愛情が深かった。だが聞こえてきたのは各論争や雑音、事件事故の話ばかりだ。

ことし10月31日に除隊したイ・スンギは、歌手としてのカムバックより俳優の道を選んだ。あふれたラブコールの中で彼が選んだのは人気脚本家ホン姉妹のtvN「花遊記」。 以前、「僕の彼女は九尾狐<クミホ>」で息を合わせていたので、脚本陣に対するイ・スンギの信頼は高かった。

製作スタッフも「イ・スンギは孫悟空そのもの」と情熱を高く評価した。イ・スンギも初回放送前の製作発表会で今まで自身がやってきた作品の中で最も大変な作品が「花遊記」としながらも、軍隊で培った精神力でやり遂げると拳をぎゅっと握ったのだった。

23日、初回放送の視聴率が10%だったら再入隊をするという破格的な公約も掲げた。イ・スンギの名前の横に「再入隊」関連の検索語ができるほど、この発言は話題を集め、それだけ「花遊記」に対する関心と期待感が高まった。

だが、ふたが開けてみると「花遊記」はファンの期待と全く違った。第1話から視聴者の反応は交錯したし、「散漫だ」、「期待以下」という指摘もあふれた。期待が大きければ失望も大きいことを「花遊記」がはっきりと立証した。

ただし俳優に対しては好評が続いた。特にイ・スンギは、“いたずら大魔王”孫悟空に完ぺきに扮し、これまで現場を離れていたことを感じさせなかった。チャ・スンウォン、オ・ヨンソと素晴らしい“ケミストリー”でそれなりに視聴者を満足させた。

しかし2話で「花遊記」はCG処理が未完成なまま放送してしまうなど、“歴代級”の放送事故を起こした。その上、撮影現場でスタッフが明け方まで残業中に3mの高さの足場から墜落する事故まで発生し、より一層深刻な問題として浮び上がった。

全国言論労働組合側は28日、雇用労働部関係者と共に事故現場を調査し、「製作会社側が事故発生後、再発防止対策も準備しないまま撮影を継続している。いつでもまたスタッフや俳優に第2の事故が発生しうる状況」と、主張した。

事故に遭ったスタッフが属しているMBCアート側は、製作会社JSピクチャースの法人、代表、該当業務を指示した美術監督を、業務上過失致傷、恐喝、脅迫などの疑いで警察に告発した。警察関係者によると、来月初めから事故調査が行われるという。

結局「花遊記」は放送開始1週間で、3~4話が放送延期となる。tvN側は29日、「『花遊記』の製作環境を点検するために、30日に放送予定だった『花遊記』第3話の放送を最小1週間延期することに決めた」と説明した。

“歴代級”の問題作になった「花遊記」だ。「俳優に何の罪があるか」と残念に思う声があふれるのも当然だ。イ・スンギをはじめとする俳優の情熱が残念なだけだ。

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