【個別インタビュー】映画「エターナル」イ・ジュヨン監督が絶大な信頼を寄せるイ・ビョンホン&コン・ヒョジンの魅力とは? 「演技スタイルが全く違う2人。それぞれのいいカラーが出ていた」
Wow!Korea / 2018年2月15日 18時48分
映画「マグニフィセント・セブン」「G.I.ジョー」などハリウッドで活躍中のイ・ビョンホンが、「10年ぶりに素晴らしい小説を読んだかのような、心に深く響く作品」と脚本にほれ込んだ、イ・ビョンホン史上最高のラブ・サスペンス映画「エターナル」。
主人公となる証券会社の支店長カン・ジェフンの複雑な感情を言葉ではなく、表情や視線で表現したイ・ビョンホンに加え、その妻スジン役として実力派女優コン・ヒョジン、キーパーソンとなるジナ役としてアン・ソヒ(元Wonder Girls)が脇を固める。
メガホンを取ったのは、名匠イ・チャンドン監督が才能を認め、本作で長編映画デビューを果たした女流監督イ・ジュヨン。そんな新人監督でありながら、豪華キャストを擁し、オーストラリアロケを敢行しながら、鮮烈な手腕を発揮したイ・ジュヨン監督が、2月16日(金)からの全国ロードショーに先立ち、キャストの魅力や制作秘話などを語ってくれた。
―「エターナル」はどのような意図で企画がスタートし、脚本が完成していったのでしょうか。
韓国では社会的な話題、歴史的な事件を映画化することはよくあるんですが、私はそういう事件そのものよりも、中にいる人たちに関心が高いほうなんです。今回、家族の話でもあるし、主人公としてイ・ビョンホンさんが登場しますが、これを見たとき、他人事ではなく、自分にも通じるものがある、と共感を得られる作品にしようというのが最初の目標でした。
そして、もっと早く相手の気持ちが分かっていたら、自分の気持ちを伝えられたのに、距離的、気持ちの時差があり、それができなかったことによって、悲劇に至る物語になっているんですが、もう少しお互い正直になって、自分が本当に望んでいるものは何なのか、ということについて悩んでみたいという思いで、シナリオを書き進めました。
ところが、一緒にシナリオの研究開発を手掛けてくださったイ・チャンドン監督があまりにも面白くないと言うので、何度も書き直したんです(笑)。それで、主人公の結末を変えたところ、イ・チャンドン監督が「いいんじゃないか」と言ってくださり、なんとか説得力のあるシナリオが出来上がったのではないかと思います。
―イ・ビョンホンさんは今回、派手なアクションもなく、シリアスな“静の演技”をされていますが、今回一緒に仕事をしてみて、どんな印象を持ちましたか?
本当に細かくて生真面目で、いろいろと悩むんですが、集中力も素晴らしいんです。集中力が高い分、私にいろんなことを質問してきたので、だいぶ苦しめられたし、小言も多かったですね(笑)。私にとっては初めての長編映画だったので、未熟なところがありましたが、本当にいい先輩に出会えて、いろんなことを学べた気がします。
この記事に関連するニュース
-
<インタビュー>イム・シワン、T.O.P(元BIGBANG)の演技について言及…「僕はあそこまでできない。大怪我の中でも撮影を続行」「イカゲーム2」
Wow!Korea / 2025年1月9日 14時12分
-
映画「ハルビン」、品格を高めた日本大俳優の勇気にヒョンビンも感謝…リリー・フランキーの光る存在感
Wow!Korea / 2025年1月3日 14時4分
-
俳優イ・ビョンホン、「フロントマン」ソン・ギフンと自身を比較…「応援する気持ち」
Wow!Korea / 2025年1月1日 16時59分
-
Netflix「イカゲーム」シーズン2 いよいよ世界同時配信「やっぱり面白いvsつまらない」評価真っ二つ
よろず~ニュース / 2024年12月28日 8時10分
-
【インタビュー】「仮釈放審査官 イ・ハンシン」ユリ(少女時代)、“新たな挑戦…より成長できた作品”
Wow!Korea / 2024年12月25日 12時13分
ランキング
-
1〈中居正広9000万円トラブル〉新たな被害者・フジテレビの女性アナが告白「私もAさんに“献上”されました」
文春オンライン / 2025年1月15日 16時0分
-
2粗品、宮迫キックボクシング挑戦へのバッシングに同情 「俺でもついに擁護する側に回るぐらい...」
J-CASTニュース / 2025年1月15日 11時7分
-
3中居正広9000万円女性トラブル“上納疑惑”否定できず…視聴者を置き去りにするフジテレビの大罪
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月14日 11時3分
-
4中居正広「仰天ニュース」降板 日テレが発表「総合的に判断して降板していただくことに」対話の末の決断
スポニチアネックス / 2025年1月15日 17時19分
-
5伊藤かずえの近影に「マツコかと思った」と視聴者困惑、さらに悪目立ちした“ドン引き”のクイズ回答
週刊女性PRIME / 2025年1月15日 12時0分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください