1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. アジア・韓流

【公演レポ】韓国発ミュージカル「マイ・バケットリスト」開幕! キム・ヨンソク(CROSS GENE)&テウン(SNUPER)が涙の熱演

Wow!Korea / 2018年2月22日 0時9分

生と死を扱った作品ということで、後半に入ると、胸に響くセリフの数々や、キャストの涙を流しながらの迫真の演技で、客席では感動して泣く人も続出。少し暗く重たい作品に感じるかもしれないが、クスッと笑えたり、楽しいシーンも。2人がガールズグループのサイン会に行くというシーンでは、ヘギが婚姻届にサインをもらおうとする暴走をし、警備員に追われて逃げるというドタバタに。2人は追っ手の目をごまかそうと、それぞれ東京タワー、東京スカイツリーのポーズを取るコミカルな姿を見せ、客席は大爆笑となった。

また、いかさま宗教を体験するシーンでは、2人が客席に降りて、通路を練り歩く場面も。その後、スポーツカーに乗るシーンでは、歌に合わせて客席から自然に手拍子がわき起こり、会場全体がノリノリで、楽しい雰囲気となった。

このように、この作品は軽やかなメロディの楽曲も印象的。グループではラップ担当のテウンが伸びやかに歌い上げ、そこにヨンソクの力強い歌声が重なり、美しいハーモニーを奏でる一方、ソロナンバーではワクワクする感情や、悲しい感情など、それぞれの気持ちがストレートに表現され、コンサートのステージとは違う歌声で観客を魅了した。

“生きたい”ヘギと“死にたい”カングという正反対のデコボココンビが、ぶつかり合いながらも互いを理解し始め、友情を育みながら、懸命に生きていくという琴線に触れるストーリー展開で、笑いあり涙あり、もちろん歌あり踊りありで、心にじんわりと温かいものを残してくれるステキな作品だった。

何より、この作品は2人芝居のバディミュージカル。2人の息、コンビネーションが大事になってくるが、その点で今回のキャストは心配がない。制作発表会のときも感じたが、キャスト同士の仲が良く、初日も出演していないキム・ナムホ、ミンス、インジュンが客席で観覧し、温かく見守りながら、リアクションをしたり、歌に合わせて体を揺らしたりして2人を盛り上げるなど、抜群のチームワークを見せていた。初日はキム・ヨンソク&テウンだったが、どの組み合わせでも、息ぴったりの演技で感動を届けてくれるに違いない。

さらに、公演後は毎回、ファンにはうれしい来場者特典・アフターイベントも行われる。初日は、フォトタイムと握手会。キム・ヨンソクとテウンは、「最初の公演ですが、こんなにたくさん来ていただき、ありがとうございました」と会場を埋めた観客に感謝し、観客が向けるカメラに向かって、キュートなハートポーズで応えた後、握手をしながら観客を見送った。

キャストの組み合わせによって、見え方や感じ方が違うと思うので、いろいろな組み合わせで観るのも、新鮮で楽しそうな「マイ・バケットリスト」。上演は2月28日まで。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください