“暴行容疑”のラッパー チョン・サンス、準強姦罪で検察に送致

「SHOW ME THE MONEY」で顔を知られたラッパーのチョン・サンスが酒に酔った女性に性的暴行をはたらいた容疑で拘束され、検察に移された。（提供：OSEN）

「SHOW ME THE MONEY」で顔を知られたラッパーのチョン・サンスが酒に酔った女性に性的暴行をはたらいた容疑で拘束され、検察に移された。

30日、関係者によると京畿道（キョンギド）一山東部警察署は準強姦の容疑で拘束されたチョン・サンスを検察に起訴意見で送致した。準強姦罪とは心神喪失や抗拒不能の状態を利用して性的暴行をはたらいた場合に適用される罪名だ。

チョン・サンスは先月22日深夜、自身の自宅で酒に酔ったA氏に性的暴行をはたらいた容疑をもたれている。A氏は当時は被害の事実を認めなかったが、後にこれがわかり、先月25日、警察に通報した。

しかしチョン・サンスはA氏が眠りから覚めた後、合意のもとでおこなわれた性関係だったとし、準強姦の容疑について否定した。

先立ってチョン・サンスはここ1年の間に5回の飲酒暴行と乱闘事件に巻き込まれ、ミュージシャンとして再起不能な状態となった。

チョン・サンスは昨年7月、ソウルの居酒屋で客を暴行し、警察の取り調べを受けたのに続き、約2週間ぶりに飲酒運転をして反対車線の車両に故意に衝突した容疑で警察に逮捕された。また居酒屋で乱闘騒ぎを起こしたり、先月18日にも酔った状態で女性に乱暴し、器物を破損する姿が映像で捉えられ、問題となった。