女優キム・ヘス、南北首脳の対話場所“徒歩の橋”を訪問…民間人で初
Wow!Korea / 2018年9月21日 21時9分
韓国女優キム・ヘス(48)が、KBS国民の気持ちキャンペーン「韓国人」に参加した。
キム・ヘスは「韓国人」キャンペーンのため、第3回南北首脳会談が平壌(ピョンヤン)でおこなわれた9月19日に朝鮮半島の平和の時代を祈願し、板門店の徒歩の橋を訪れた。
板門店の徒歩の橋は、4月27日の南北首脳会談で韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長が一緒に散歩する様子が全世界に生中継され、南北間の平和共存の象徴として深く刻まれた場所である。キム・ヘスは民間人として初めてこの橋を訪れた。
北朝鮮側や、板門店に常駐する南北の兵士たちを見たキム・ヘスは「非常に近いのに、まだ何か届かない感じ」と表現し、「韓国軍人には手を握りたかったし、北朝鮮の軍人には軽くあいさつでもしたかった」と堂々と感じたことを伝えた。
厳粛な場所だが、同時に何もない場所であるはずの軍事境界線、民族を分かつその境界でキム・ヘスは平和の共存について、希望的な考え、いい感じを持つようになったと語った。穏やかのように穏やかでない朝鮮半島の要で、女優キム・ヘスは“韓国人”を代表して緊張と平和の間の感想を述べた。
さらに南北の首脳以外に誰も歩いたことのない“徒歩の橋”を歩きながら「抽象的な概念でしかなかった“平和”が、心の中でふつふつと起こってくるのを感じた」と率直な気持ちを表した。韓国側の心と北朝鮮側の心が出会った軍事境界線を見つめながら、キム・ヘスは南北に問題がある理由はないのに人為的な境界によって分けられた現実について悲しんだ。
KBSのキャンペーン「韓国人」は、「国民の声に耳を傾けるKBS」というコンセプトで、多彩な宝石のような国民一人一人の気持ちと希望を本気で聞く記録物。韓国の代表的な写真家カン・ヨンホも共にした。
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