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【全文】「防弾少年団」、韓国歌手初の国連総会演説=若い世代にメッセージ

Wow!Korea / 2018年9月25日 14時34分

韓国アイドルグループ「防弾少年団(BTS)」が韓国歌手初の国連総会演説を行い、若い世代のためのメッセージを全世界に伝えた。(提供:news1)

韓国アイドルグループ「防弾少年団(BTS)」が韓国歌手初の国連総会演説を行い、若い世代のためのメッセージを全世界に伝えた。

「防弾少年団」は24日(現地時間)米国ニューヨーク国連本部の信託統治理事会会議場(Trusteeship Council Chamber)で開かれたUNICEF(UNICEF)の青年アジェンダ「Generation Unlimited」発表行事に出席した。

「防弾少年団」は同行事の演説者として招待され、メンバー全員が演壇に上がった。リーダーのRMが代表で演説した。約7分間、英語で行われた演説でRMは大韓民国の平凡な青年であり、「防弾少年団」のリーダーとして、個人的な経験を込めて若い世代へ向けたメッセージを伝えた。

以下、「防弾少年団」の国連演説全文。

尊敬する国連事務総長、ユニセフ事務局長、各国の首脳の方々や貴賓のみなさま、ありがとうございます。

僕は、防弾少年団というグループのリーダーRMとして知られているキム・ナムジュンです。本日は若い世代のための意味ある場にお招きいただき、非常に光栄に思っております。

昨年11月、防弾少年団は“本当の愛は自分自身を愛することから始まる”と信じることから「LOVE MYSELF」キャンペーンをユニセフと共に始めました。僕は世界の子どもたちや青少年たちを暴力から守る「ENDviolene」プログラムもユニセフと共に進めてきています。

僕たちのファンは行動や情熱でキャンペーンを共にしてくだっています。本当に世界で一番すばらしいファンです!

今日は僕自身についての話から始めようと思います。

僕は、大韓民国のソウル近郊に位置する一山(イルサン)という町に生まれました。そこは湖や山があり、毎年花祭りが開かれる美しい所です。そこで幸せな幼少時代を過ごし、僕はただ平凡な少年でした。ドキドキしながら夜空を見上げて夢を見ていました。世の中を救うことができるヒーローになる想像をしたりもしました。

僕たちの初期のアルバムのイントロの中に「9~10歳ごろ、僕の心臓は止まった」という歌詞があります。振り返ってみると、そのころが初めて他人の視線を意識し、他人の視線で自分を見るようになった時ではないかと思います。それ以降、僕は徐々に夜空や星を眺めることもなくなり、しょうもない想像もしなくなりました。それよりは誰かが作って置いた枠組みに自分をあてはめるのにあくせくしていました。少ししてから自分の声をなくし、他人の声を聞き始めました。誰も僕の名前を呼んでくれず、僕自身もそうでした。心臓は止まり、目は閉じました。そうして僕は、僕たちは名前をなくして幽霊になりました。

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