ナム・ジュヒョク、「安市城」で輝いた“青春のシンボル”
Wow!Korea / 2018年10月7日 15時9分
ナム・ジュヒョクが映画界の新星であり、青春俳優として注目されている。
口コミが広がり、長期ヒットを飛ばしている映画「安市城」のナム・ジュヒョクは、また別の主人公であり、語り手として500万人を超える観客に、存在感を知らしめた。
ナム・ジュヒョクが演じたサムルは、か弱く見えるが、強靭な内面を持つ人物で、淵蓋蘇文(ユ・オソン)から密命を受けるが、それが正しいことではないということを直接見聞きし、感じて変化していく人物だった。
高句麗太学徒の首長サムルは情熱的な若者であり、苦悩して成長していく私たちの時代の若者の姿と似ている。ナム・ジュヒョクはこの未完だが、成長の可能性が豊かな人物群としての役割と任務を忠実に果たした。
オーダーメイドの服を着たように、少年と青年の間の変化を演じたナム・ジュヒョクは現在の私たちの姿を映し出している。現実に順応するだけではなく、難関を克服し、成長していくキャラクターは若者のシンボルとも言える。
また、親友を諦めず、背負って帰ってきたサムルが、ついにこぼした涙と嗚咽は、共感能力を想起させる。「安市城は負けない」という確信と決意も、未来志向的な若者と青春の別の名前だ。
同作は、サムルがリーダー、ヤン・マンチュン(チョ・インソン)のような人物になれる潜在能力や、成長の可能性があるという期待感で締めくくられる。監督と制作陣は、ヤン・マンチュンだけでなく、サムルも注目されるようにした。高句麗人の子孫という自負心と気概、胸にジーンとくる感じは、サムルを通じても十分に伝わる。
完全に架空のキャラクターであるサムルの今後の物語が気になっている観客もいて当然だ。また、青春俳優ナム・ジュヒョクの成長を期待する人も多い。複数のインタビューで「大丈夫な俳優であり、大丈夫な人になりたい」と語っていたナム・ジュヒョクと大人になったサムルは10年後、おそらく同じ方向に立っているではないだろうか。
ナム・ジュヒョクは最近、釜山国際映画祭期間に行われた「アジア・スター・アワード2018」では、ライジングスター賞を受賞し、映画俳優として、今後の活躍をさらに期待させた。
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