“ヨンファ（CNBLUE）不正入学”慶煕大・学科長、実刑から執行猶予に減刑

韓国歌手ジョン・ヨンファ（29、CNBLUE）を大学院に不正入学させた容疑で実刑判決を受けた慶煕（キョンヒ）大・学科長が控訴審で減刑され、執行猶予が言い渡された。

ソウル中央地裁刑事控訴4部は17日、業務妨害容疑で起訴された慶煕大教授イ某被告（51）に懲役10か月の原審を破棄し、懲役10か月に執行猶予2年を宣告した。

裁判部は「虚偽で面接点数を付与し、ジョン氏らを合格させて、大学院の入学典型手続きを形骸化するなど罪質は重い」とし、「以前も学科長としての影響力を行使し、教授たちの面接点数を思いのままに定めるなど入学手続きを操作した」と指摘。また、「犯行動機は被告が主張しているとおり、学校の広報や発展のためだったとは見えない」としながらも、「ただし、ジョン氏ら3人の代わりに不合格となった人物はおらず、金銭的・経済的代価も受け取っていない」と減刑理由を述べた。

イ被告は2017年の前期慶煕大国際キャンパス一般大学院博士課程入試において、ジョン・ヨンファらが面接を受けなかったにも関わらず最終合格させた疑いで起訴された。