「BIGBANG」一部のファン、V.Iの脱退要求めぐって対立…イメージ失墜VS性急だ

韓国ボーイズグループ「BIGBANG」メンバーのV.Iの脱退を要求する声明が発表された。（提供：news1）

韓国ボーイズグループ「BIGBANG」メンバーのV.I（28）の脱退を要求する声明が発表された。

オンライン上での「BIGBANG」のファンコミュニティは9日、「最近、とんでもない社会的な波紋を広げているBurningSun事件に関わり、グループや所属事務所のイメージを深刻に失墜させ、個人の事業に『BIGBANG』の名を悪用しているメンバーのV.Iの脱退を強く要求する」と明らかにした。

続けて、会員たちは「このような数多くの疑惑にも関わらず、V.Iは大衆やファンに心のこもった謝罪や反省どころか、コンサートのスケジュールを強行した」とし、「これまでの容疑を全て否認するなど、不適切な処置を取ったV.Iの違法性の有無は捜査が進んで明らかになるだろうが、犯罪に関与して大きな物議を醸し、グループに及ぶ被害は回復が不可能なことにより、V.Iを脱退させることが、当然行われるべきことであると強く主張する」と述べた。

さらに「我々は2019年3月からメンバーのV.Iに対する支持を撤回し、『BIGBANG』から脱退してくれることをYGエンターテインメントに強く要求する」と明らかにした。

しかし、別の一部のファンは、この脱退要求の声明が、このコミュニティに参加している全てのファンの気持ちを代弁していないと、反対意見を表している。まだV.Iの取り調べが終わっていないので、脱退要求はまだ早いとし、性急な意見だという評価も少なくない。

最近に入り、クラブBurningSunに様々な疑惑が浮上し、V.Iも自然と騒動の対象となった。V.Iは現在は、BurningSunの理事職を辞任したが、2015年にソウル・江南（カンナム）の有名クラブで事業投資家たちに性接待をしようとした疑惑も浮上している。一部では、その根拠としてV.Iがパートナーと交わした携帯電話のメッセ―ジャーが挙げられているが、V.I側はその内容はねつ造されたものだと反論した。

その後、V.I側の弁護人は、薬物検査の結果で陰性だったと伝え、残りの取り調べにも誠実に臨むと明らかにした。その後、V.Iは予定されていたソロコンサートツアーを全面キャンセルにして、全ての活動を暫定中断した。そして今月8日には、義務警察ではなく現役で軍入隊すると明らかにした。