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【公演レポ】俳優テジュ、留学生役を熱演のフォトシネマ朗読劇「命のバトン」大盛況で終幕!

Wow!Korea / 2019年4月23日 21時19分

和彦の想いを、英雄は“看取り士”から聞くこととなったのだが、彼の後悔や大好きだった父への想いがひしひしと伝わり、観客の涙腺を容赦なく揺さぶる。90分という時間だったが、とても濃厚で深い余韻を残す作品であった。

上演後は出演者に加えて、映画に出演した村上穂乃佳と高崎翔太も登壇し、アフタートークが行われた。

会場は一転、和気藹々とした雰囲気に。高城亜樹が司会進行を務め、まずは映画に出演している村上穂乃佳が朗読劇を観劇した感想を「見入ってしまった」と感動した様子で伝えた。

ゲスト出演した高崎翔太は「以前僕も英雄役をやってすごく大変だったのですが、今日はバイト役だけだったので楽でした(笑)」と笑わせた。映画のダイジェスト版が披露された後、朗読劇で暗転のたびに映し出される偉人の一節をナレーションしていたのが映画の主演、榎木孝明だったことが明かされた。

テジュは「舞台をやるたびに思うのですが、終わってしまうのは寂しいですね。同じカンパニーで再び舞台ができるかわからないじゃないですか。だから余計にそう思ってしまいます」と本公演の感想を述べると久保田秀敏は「2日間、あっという間ですね。今回の公演に参加して、改めて家族や周囲の大切さや支えられていることを実感しました」と、久保田秀敏。

野村宏伸は「僕は実生活でも父親という立場なので、和彦のセリフはすごく自分と重なるものがありました。台本を読みながら、何度もジーンとしましたね」と語ると石渡真修が「台本を読みながら、芸能という不安定な職業を選んだ僕を、温かく見守ってくれる両親が何度も浮かびました。きっと観に来てくださった皆さんも、ご自身のことと重なる思いがたくさんあったと思います」とし、高城亜樹は「私たちが演じた物語を通して、皆さんに心に何かメッセージが残せたらという想いで役を演じました」と、それぞれの胸の内を明かした。

また最後に「大切な人との別れが訪れる悲しい物語ですが、“命のバトン”には温かさもあったかと思いますので、皆さんもその部分を感じて、前向きに生きてほしいと思います」(テジュ)、「テジュ君の日本語のうまさに本当に舌を巻きます(笑)。この作品は、きっとこれからも誰かの手によって引き継がれていくと素敵だなと思いますが、また同じメンバーでできたらいいですね」(野村)、「小林のセリフで『身内じゃなくて関係ない人だからこそ、感謝すべきだよ』という言葉が好きなのですが、本当に感謝の気持ちを大切にしたいと、してほしいと思いましたし、映画公開へ良いバトンが渡せたのではと思っています」(久保田)、「公演を重ねていくうちに私たちの仲の良さが演技に生かされていったような、そんな2日間でした。テーマはとても重いですが、“看取り士”という新たな職業をしってもらう良い機会となったと思います」(高城)、「とても学ぶことの多い作品でした。きちんと皆さんに伝わっていたら良いですね。そして人の大切さを考える良いきっかけになればと思います」(石渡)と、同作品にかけた思いを伝え、イベントは終了した。

ストレートプレイ、ミュージカル、2.5次元に続く新たな舞台展開を見せてくれたフォトシネマ朗読劇。5月には「天使のいた三十日」の上演が決定している。今後も引き継がれていくであろう公演に注目したい。

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