「ファン・ジニ」＆「製パン王キム・タック」で母親役の女優チョン・ミソン、遺体で発見

韓国女優チョン・ミソン（享年48）が、全羅北道（チョルラプクト）全州（チョンジュ）市内のホテルにて遺体で発見された。（提供：news1）

韓国女優チョン・ミソン（享年48）が、全羅北道（チョルラプクト）全州（チョンジュ）市内のホテルにて遺体で発見された。

チョン・ミソンの所属事務所ボアスエンターテインメントは29日午後、「良くない知らせを伝える。女優チョン・ミソンが亡くなった」とし、「うつ病で治療を受けていたが、悲しい知らせを伝えることになった」と説明。

続けて「故人の冥福を祈っていただけたらと思う。衝撃と悲嘆に暮れている遺族のために確認されていない噂や推測の報道は自粛していただきたい」とし、「弔問場所の準備ができ次第、改めてお伝えする」と伝えた。

全北消防本部によると、この日午前11時43分頃に全州市内のホテル客室の化粧室でチョン・ミソンが死んでいるという通報があったという。

また救急隊が出動した時、すでに亡くなっていたと伝えられている。警察はホテルで検案したとし、遺書は発見されなかった。警察は極端な選択をした可能性を念頭に置いてマネジャーなどを相手に詳しい経緯を調べている。

チョン・ミソンはこの日午後2時と6時に全北大学サムスン文化会館で上映される演劇「実家の母親と2泊3日」に出演する予定だった。主催側は2時の公演を休止にするという告知を出した。また主催側は早めに会場に訪れた観客に「主演俳優の甚大な一身上の理由で2時の公演が休止になった」とし、「2時の公演のチケットは払い戻しをする」と伝えた。

このような訃報に、ネットユーザーは「事実でなければいいのに」、「信じられない」といった反応で、ショックを受けている様子。さらに「ドラマや映画でいい演技を見せてくれた女優さんなのに、非常に残念」という反応が大半を占めている。