【公演レポ】「OH MY GIRL」、Zeppツアーを完走「来年は7人で戻ってきます！ 」

ヒョジョンから、「私たちが準備した来年発売されるアルバム曲から、今日はツアーラストなので2曲披露します！」と発表されると、会場が拍手に包まれる。ミミが「『Etemally』はアルバムのタイトル曲となっていて、私たちと『ミラクル』（＝「OH MY GIRL」ファン）は離れていても心はつながっている、という歌詞になっています。ぜひ注目して聴いてほしいです」と説明。もう1曲「Precious Moment」は、高音を効かせるなど中毒性のある楽曲で、早くも来年のリリースが待ち遠しい。さらに、ここで来年の1月に大阪と東京でアンコール公演が決定したとうれしい報告が。

メンバーは「7人で戻って来ることを約束します！」と、再会できる喜びを分かち合った。

コンサートも終盤に差し掛かり、メンバーが一人ずつツアーの感想を伝える。「ツアーをやり遂げた喜びと終わってしまう寂しさが混ざって複雑な気持ちですが、私たちの楽曲を聴きながら再会の日を待っていてください」（ミミ）、「たくさんの方たちが私たちのステージを見に来てくださりありがたくて、ファンの皆さんの前に立つとなんだか涙が出てくるんです。私たちはミラクルがいるから存在しています、愛しています」（ユア）、「この瞬間、瞬間を輝かせてくれてありがとうございます。私は一人じゃないんだと、いつも横にいてくださって感動しています。これからもずっと一緒にいましょう！」（ヒョジョン）、「今日のステージ、とても楽しかったです。ミラクルと一緒につくる初めてのZepp TOURはあたたかくて幸せでした一生忘れられないと思います」（アリン）、「まだまだ日本語が不十分な私たちですが、もっと頑張って勉強して、心の内を話せるようになりたいです！」（スンヒ）、「足が疲れますから、ファンの皆さん座ってください。今回のツアーを通じて、すべての瞬間がこれまで以上に大切になりました。素敵なステージを作ってくださったスタッフの皆さん、それを見守ってくれるミラクルの皆さん、そしてこんな私を信じてくれるメンバーに心から感謝します」と、ビニは涙ながらに語り、メンバーは肩を組んで輪となり改めて絆の強さを証明した。

そして心を落ち着かせ、「Coloring Book JPN ver」、「花火（Remember Me）JPN ver」を美声で飾り、アインコールではツアーTシャツを着て登場、「BUNGEE JPN ver」、「A-ing JPN ver」でステージ端や2階のファンへ届くように手を振り、名残惜しそうにステージの幕を閉じた。

同公演はかわいらしいイメージの「OH MY GIRL」が、大人の女性へと成長する過程をファンに見せながら、またそれをファンも見守りながらお互いが信じあい、心地良い距離感を持っているような印象を受けた。

次のステージをも待ち遠しくさせる温かな雰囲気を持つ彼女たちに、更なる活躍を期待し、大きな拍手を送りたい。

『OH MY GIRL Zepp LIVE TOUR 2019“starlight”』

【日程・会場】

2019年10月24日（木）18：00開場 / 19：00開演

大阪 Zepp Osaka Bayside

2019年10月25日（金）18：00開場 / 19：00開演

福岡 Zepp Fukuoka

2019年10月27日（日）15：00開場 / 16：00開演

東京 Zepp Tokyo

料金：9,300円（税込）