俳優ソン・ガンホ、「『パラサイト』でSAGアンサンブル賞を受賞、大物俳優の前で光栄…決して忘れない」
Wow!Korea / 2020年1月20日 19時3分
韓国映画「パラサイト 半地下の家族」が全米映画俳優組合賞で、外国語映画で初となる最高賞を受賞し、俳優ソン・ガンホが受賞の感想を述べた。
20日午前10時(現地時間19日午後)アメリカ カリフォルニア州のシュライン・オーディトリアムで第26回SAGアワード(全米映画俳優組合賞)が開かれた。
「パラサイト 半地下の家族」は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」、「アイリッシュマン」、「ジョジョ・ラビット」、「スキャンダル」を抑え、最高賞にあたるアンサンブルキャスト賞を受賞した。現地にはポン・ジュノ監督及び出演俳優のソン・ガンホ、イ・ソンギュン、イ・ジョンウン、パク・ソダム、チェ・ウシクらが駆けつけていた。
アンサンブルキャスト賞は映画に出演した主演はもちろん、助演の俳優たちも受賞対象だ。そのためギテク役のソン・ガンホ、ギジョン役のパク・ソダム、ギウ役のチェ・ウシク、ムングァン役のイ・ジョンウン、ヨンギョ約のチョ・ヨジョン、ドンイク役のイ・ソンギュン、チュンスク役のチャン・へジン、グンセ役のパク・ミョンフン、ダヘ役のチョン・ジソ、ダソン役のチョン・ヒョンジュンも受賞者として肩を並べた。
外国語映画が映画部門のアンサンブルキャスト賞候補に挙がるのは、1998年の「ライフ・イズ・ビューティフル」以降「パラサイト 半地下の家族」が2回目のことで、この日外国映画として初めて受賞の栄誉を手にした。
Deadline.comによると、ソン・ガンホは舞台に上がると出演者を代表してマイクを手にし「題名は『パラサイト 半地下の家族』ですが、私たちが共に暮らす方法、“共存”に関する話だと考えています。最高の栄誉であるアンサンブルキャスト賞を頂いて、私たちが失敗作を作ったわけではないのだと実感しました。尊敬する俳優の方々の前で、この賞を受賞することができ、光栄です。今日という美しい夜を決して忘れません。本当にありがとうございました」と受賞コメントを残した。
イ・ソンギュンも「今僕たちがハリウッドの“パラサイト”であるように、願わくは『パラサイト 半地下の家族』が得たチャンスと成功をきっかけに、全世界の様々な映画が共存してほしいです」と話した。チェ・ウシクは「他の国にも“伝説”と言われる俳優がたくさんいらっしゃいます。より多くの外国語映画、アジア映画を見ていただけることが心からの願いです」と語った。
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