俳優カン・ジファン、性的暴行の疑いで懲役3年を求刑される…「一生反省しながら生きていく」

弁護人側は「被害女性の身体と下着からカン・ジファンのDNAが検出されなかった点と、捜査機関から原審法廷にいたるまで覆された供述なども、やはり準強制わいせつに対しては事実関係を正さなくてはならない」と述べた。

最終陳述を実施するよう裁判所の指示にカン・ジファンは「私によって苦痛を受けた被害者の方々に心からお詫び申し上げる。これまで多くの方々によい姿を見せるために休まず走ってきた」とし、「しかし今の私の姿はとても恥ずかしい。一生頭を下げて反省しながら生きていく」と述べた。

これに先立ちカン・ジファンは同日裁判所庁舎の裏門に集まった取材陣を避けて他の出入り口から法廷に入った。

昨年12月5日スウォン地方裁判所・ソンナム（城南）支院で開かれた1審でカン・ジファンは懲役2年6か月に執行猶予3年を言い渡され、拘束されてから5か月ぶりに釈放された。

検察が原審判決に不服するという趣旨で同月11日に控訴状を提出すると、翌日カン・ジファン側の弁護人も控訴状を提出し対抗した。

カン・ジファンは2019年7月9日午後10時50分頃、キョンギド（京畿道）クァンジュ（広州）市オポウプ（五浦邑）に位置する自宅で酒を飲み、外注スタッフの女性2人が寝ている部屋に入り、1人に性的暴行を加え、1人にセクハラ行為をした疑いで起訴された。

カン・ジファンに対する控訴審の判決公判は6月11日に行われる予定だ。