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<インタビュー>ドラマ「愛の不時着」の“北朝鮮軍のF3”、中隊長ヒョンビンについて語る

Wow!Korea / 2020年5月27日 11時3分

Q.“北朝鮮軍のF4”が「愛の不時着」においてユーモア担当ではないですか。まじめな中で笑いを与えていたので緩急の調節が大変ではありませんでしたか。

タン:そういった部分の悩みはみんなで一緒にしました。ギョンウォン兄さんがドラマが始まる前に「台本の中の状況が面白いけど、笑わせようと考えたらいいように出ない」と言いました。私たちがまじめに状況に没入してこそ、面白くなるとアドバイスしてくれたことを思い出します。

ユ:台本自体にも緩急の調節がしっかりされていて、そのままやればいいと思っていました。脚本家の意図することさえキャッチしていけば問題になることはないと思いましたね。

Q.俳優たちの北朝鮮なまりもレベルが高いですが、練習過程はどのような感じだったんですか。

ユ:撮影前に教えてくださる方に会って習い、撮影が始まってからは現場でたくさん話しました。

ヤン:チームに北朝鮮なまりを教えてくれる先生がいました。台本が出るとすぐに先生がセリフを録音したものをもらって、ずっとチェックをしていました。人物の性格に合わせて修正もたくさんしました。

タン:オーディションを受ける時も映画「コンフィデンシャル/共助」のヒョンビン先輩の話し方をまねしたんですが、うまいと褒めていただきました。その後は、先生に習って。先生は北朝鮮の話し方だけでなく人物の心理や背景まで説明してくださったので助かりました。

ヤン:セリフも配役に合わせたトーンにしてくださいました。先生が話す時はものすごく強く話します。チスが軍人のような面を見せなければならなくて、そういった部分をしっかりコーチングしてくださいました。だけどウンドンやジュモクと話す時はそれぞれ違ったトーンでしたね。細かく神経を使ってくださいました。

ユ:私は途中で一度メンタルが崩壊しました。最初はハムギョンド(咸鏡道)のなまりを準備したのに、ドラマではピョンアンド(平安道)のなまりだったんです(笑)。全然違うので先生が矯正してくださったんですけど、本当に大変でした。

Q.北朝鮮の人物を演じてみて、北朝鮮に対する認識にも変化がありましたか。

ヤン:政治的なことはよく分かりませんが、とにかく北朝鮮も人が住んでいるところだと思うようになりました。もちろんドラマの中での話ですけど、社宅でマ・ヨンエの夫が捕まっていき、住民が彼女の家に薪や料理を持っていくじゃないですか。そのシーンを見ながら、あちらも人が住む所だと思いました。

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