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≪韓国ドラマNOW≫「一度行ってきました」新鮮な週末ドラマからありきたりな“芋ドラマ”になるのか

Wow!Korea / 2020年7月26日 8時28分

≪韓国ドラマNOW≫「一度行ってきました」新鮮な週末ドラマからありきたりな“芋ドラマ”になるのか(提供:OSEN)

※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

チョン・ホジンからイ・サンイとイ・チョヒの二重ロマンスまで、「一度行ってきました」特有の新鮮な展開が“失踪”した。

25日に放送されたKBS2TVのドラマ「一度行ってきました」でソン・ヨンダル(チョン・ホジン扮)がホン・ヨンホン(チョ・ミリョン扮)の詐欺にあう姿とユン・ジェソク(イ・サンイ扮)とソン・ダヒ(イ・チョヒ扮)がユン・ギュジン(イ・サンヨプ扮)とソン・ナヒ(イ・ミンジョン扮)が交際している事実を知ることになる姿が描かれた。

多くのドラマが“芋(「息詰まり、気が気でないストーリー展開のドラマ」という意味の新造語)”になる理由は登場人物の行動が理解が出来ないことが原因の場合がほとんどだ。「一度行ってきました」でのヨンダルやギュジンとナヒの行動は理解しがたい。少しずつ常識から外れた行動をしつつ、ドラマを見ている視聴者たちを混乱させた。

ヨンダルは血がつながった妹であると騙すヨンホンに騙され、あれほど大切にしてきたお金を惜しむことなく渡した。借金を代わりに返してあげるのはもちろん、デパートで服まで買ってあげた。さらにヨンホンが住むための部屋まで用意してあげ、3人姉妹は結局同じ部屋で寝なければいけなくなった。疑い深く徹頭徹尾なヨンダルらしくない姿がずっと続いている。

そして、息が詰まるロマンスはまだ続いている。非常に新鮮味のない二重ロマンスが繰り広げられている。ナヒとギュジンは自身たちの愛を守り抜くため、二重ロマンスとなった原因のジェソクとダヒの恋愛の邪魔をする。ギュジンとナヒは2人ともここまで自己中心的な人物ではなかったため、自身だちの愛を守り抜くために兄弟たちに別れるように言うのは無理やりのように感じられる。

二重姻戚になることは不法ではないが、数多くのドラマでよく出てくる設定だ。ここにさらに、ジェソクとダヒがナヒとギュジンが付き合っていることを知ることになるような場面まで出てきて、今後の展開が十分に予想できるようになった。

「一度行ってきました」の展開に息が詰まるように感じられるのは、ありきたりすぎて予測が可能なためだ。ヨンダルを除いたすべての家族がヨンホンの正体を疑っているだけあり、ヨンダルがヨンホンの詐欺の事実を知ることは時間の問題のように見える状況だ。

ダヒとジェソク、そしてナヒとギュジンのロマンスもまた決定的な逆転がない限り、無難なロマンスが続く展望だ。もちろん、その過程で紆余曲折はあるだろうが、愛情前線もまた固い。

「一度行ってきました」は離婚した兄弟たちと市場を背景にして、これまでKBS2TVの週末ドラマで見られなかったテンポを見せつつ新鮮な反応を引き出していた。しかしドラマの展開が進みながら多少ありきたりな話へと移り変わり、失望感を醸し出している。「一度行ってきました」が果たしてドラマ序盤の新鮮な魅力を再び見せてくれるのか、期待を集めている。

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