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故ソルリさん一周忌…勇敢だった彼女が私たちに残したもの

Wow!Korea / 2020年10月14日 10時53分

故ソルリさん一周忌…勇敢だった彼女が私たちに残したもの(画像提供:wowkorea)

韓国女優で歌手のソルリさんが死亡して1年が経った。ソルリさんはもうこの世にいないが、彼女が生前見せてくれた勇敢な行動は、変わらず多くの大衆たちの手本になっている。

ソルリさんは安全な道を行かない勇敢な芸能人だった。彼女は大なり小なりの社会問題に関心をもち、常にそれに対して声を上げる人物だった。

以前、女性たちの間で「ノーブラチャレンジ」旋風が巻き起こった当時、ソルリさんもこれに賛同した。ソルリさんは下着をつけず、日常を送りながら、関連する写真を自身のSNSに掲載し、これに対して、多くの人たちの間で議論となった。

しかし、ソルリさんは多くの非難にも自身だけの信念を貫いた。昨年6月に放送されたJTBC「悪意コメントの夜」ではソルリさんはノーブラと関連して溢れている悪意コメントに対して、同意することなく「(下着の着用は)個人の自由」と言及。また、関連する論争にも折れない理由に対して、「多くの人たちの偏見がなくなってほしい。枠を壊したいという考え、『これって思ってるより大したことないんだよ』という言葉を送りたい」と熱く語りかけた。

昨年4月には、堕胎罪廃止と関連し、自身の見解を明らかにもした。昨年、韓国の憲法裁判所が7年ぶりに堕胎罪憲法所願に対し、憲法不合致宣告を取り消すと、ソルリさんはSNSに「2019.4.11堕胎罪は廃止される」と「栄光な日ですね!全ての女性に選択権を」という文を残した。女性の人権を保障する事に拍手を送ったという事になる。

ソルリさんの善良な行いはこの世を去った後も続いた。

昨年11月、ソルリさんが主導して参加したウェブバラエティ「真理商店」制作社SM C&Cは「故ソルリさんの参加で企画中だった女性衛生用品専門ブランドの自主制作ナプキン全てを、貧しく大変な家庭のために寄付することを決定した」と明らかにした。SM C&Cは約5億ウォン(約5千万円)に値する生理用ナプキンを福祉施設にいる青少年と女性達に寄付し、故人の意向を引き継いだ。

ソルリさんのこのような行いに称賛ばかりがあったわけでは無い。一部の人たちは「彼女は変わっている」と色眼鏡で見ていた。しかし、ソルリさんの勇敢な行動は多くの人たちから拍手が送られ、今でも社会に肯定的な影響を与えている。

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