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<インタビュー>映画「クローゼット」に出演の俳優キム・ナムギル、共演ハ・ジョンウからの“モクバン”の助言など撮影秘話を明かす

Wow!Korea / 2020年12月17日 15時38分

<インタビュー>映画「クローゼット」に出演の俳優キム・ナムギル、共演ハ・ジョンウからの“モクバン”の助言など撮影秘話を明かす(画像提供:wowkorea)

韓国映画「クローゼット」で、事件の秘密を知っている謎の男ギョンフンを演じた俳優キム・ナムギルが、作品について語った。

共演した俳優パク・ソンウンについて「ホラーやミステリーのジャンルの映画なのにどうして悲しいんだろう?胸がジーンとするし…。それはパク・ソンウンさんの演技がすごく良かったからです。とても自然になって、演技者として自然になったと思いました。チョイ役なのに…」と言って笑うと、「親しいのでこんなふうに冗談をよく言うんですよ」と説明した。

また俳優ハ・ジョンウからは“モクバン”(=視聴者と交流しながら食べ物を食べるライブ放送)へのアドバイスをもらったという。

「“モクバンの神”から少しお話してくださいって言ったんですが、“モクバン”は美味しそうに食べてさえいればいいんじゃないかって誠意のない返事をもらいました」と笑った。

続けて「食べている音をたくさん出して、ものすごく空腹だったかのように口にほおばれって。だから何も食べないで来いって言われたんです」と振り返った。

劇中、キム・ナムギルはハ・ジョンウの横でカップラーメンを食べるシーンがある。「ラーメンは好きなんですけど、3つも4つも食べたら気持ち悪くなりましたね」と難しさを感じたという。

本作への出演には「恐怖ものは怖いですし、悩みました。制作する方々が怖い映画を撮る時は面白いと言っていたのを思い出したんです。分かっていて撮影するので怖いことはなかったんですが、ジョンウさんともホラー映画をベースにしていったらオーバーだから怖い表情などを排除していこうと話したんです」と明かした。

さらに「ホラーやミステリー、オカルトのジャンルをすることはないと思っていたんです。自信もないし、そういったジャンルの作品は(怖くて)見ることができないし…。どう表現するのか疑問に思うことがたくさんありました。ジャンル的に新鮮だったのでやってみようと思ったんです。ジョンウさんと制作会社のユン代表から電話がきて『こういうジャンルなんだけどやってみよう』と言われ、酒の席では『うまくやれば、こういう映画に投資してもらえるんじゃないか』って言われたんです。そしたら、やらないとは言えなかったんですよね」と説明した。

そして「ジョンウさんとは、どうやってうまく作っていくのかについて考えて、結果については観客に任せよう、単純なジャンル的部分に偏らないようにしようと、話し合いました。ある部分に偏りすぎると社会告発的な映画になる可能性もあります。だから社会告発やオカルト、ミステリーといったものから離れて、“人”に対する話をしていこうと思ったんです」と語った。

映画「クローゼット」は、事故により妻を亡くした男とその娘が新しい家に引っ越してからおかしな現象が続いていたある日、備え付けのクローゼットを開けた娘が消えてしまい、必死に捜す男の前に事件の秘密を知る謎の男(キム・ナムギル)が現れて起こるミステリーな物語。韓国では、ことし2月に公開して好評を得た。

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