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ポン・ジュノ監督、「アカデミー賞がユン・ヨジョンさんの実力をやっと認めた、正しい方向に向かっている」=助演女優賞を祝福

Wow!Korea / 2021年4月26日 23時41分

ポン・ジュノ監督、「アカデミー賞がユン・ヨジョンさんの実力をやっと認めた、正しい方向に向かっている」=助演女優賞を祝福。写真は2020年2月19日に「パラサイト 半地下の家族」記者懇談会より。(画像提供:wowkorea)

映画「パラサイト 半地下の家族」のポン・ジュノ監督が、女優ユン・ヨジョンのアカデミー賞受賞について「オスカーが正しい方向に向かっている」と喜びを表現した。

26日午後に韓国で放送されたJTBCの報道番組「ニュースルーム」は、ポン・ジュノ監督との電話インタビューを設けた。同日、ポン監督は韓国映画史上102年目でアカデミー賞を受賞した俳優が誕生したことについて「韓国映画史という大げさな物差しを当てるよりは、ユン・ヨジョン先生個人の勝利だという思いだ」と述べた。

ポン監督は「オスカーを狙って何らかのことを準備して、何らかの作品を選択し、何らかの演技活動をしてきたのではない。過ぎ去った歳月に演技活動をしてから50年、半世紀が過ぎたが地道に活動を誠実にしてこられて、アカデミー賞で一歩遅れて認められた」とし、「すでにオスカー像を手に入れるだけの経験や力量、立派な演技力をずいぶん前から持っていらっしゃった。遅れてオスカーが勤勉さを発揮し、ユン先生の所に来て賞を差し上げたのだと思う」と述べた。

そして「ベネチア映画祭の時にカン・スヨン俳優、カンヌ映画祭でチョン・ドヨン俳優、ベルリン映画祭ではキム・ミニ氏もいた。カンヌやベネチアまで、すべて予め演技賞を受賞したが、オスカーが国際映画祭ではないが、遅ればせながら全世界に立派な俳優たちに敬意を表すことができた」とし、「オスカーが正しい方向でよくやっているなと思う」と意味を説明した。

ポン・ジュノ監督は2年連続韓国の映画人たちがアカデミー賞で名を連ねていることについては、「単純に考える必要がある。『ミナリ』の作品自体の優秀さのため」だと評価した。

彼は「トレンドとか、韓国という国家やアジア大陸というコンセプトで結びつけるよりは『ミナリ』という個別の作品が持つ美しさ、素晴らしさがあって賞を受賞した」とし、「『ミナリ』という作品は偶然にも韓国系アメリカ人の監督が作り、韓国人家族の移民史を扱った。韓国映画と韓国人を扱う映画が結果的に相次いで受賞する結果になった」と思いを伝えた。

同日、ポン・ジュノ監督はソウルで映像を通じて「第93回アカデミー賞」の授賞式に登場し、監督賞を授賞したりもした。彼は授賞式で候補監督たちに「道で幼い子をつかまえて20秒以内に監督とは何ぞやと説明してくれるか?」と尋ねながら、監督たちがそれぞれ送ってくれた答えを紹介した。

「ニュースルーム」のソ・ボッキョンアンカーは、「ポン監督の口から(『ミナリ』の)リー・アイザック・チョン監督の名前が呼ばれることを期待していたが残念だ」と述べ、ポン監督も「僕がプレゼンターとして公正でなければならないが、そんな気持ちがなかったと否定することはできない」と述べた。その一方で、「『ノマドランド』のクロエ・ジャオ監督も立派な監督なのでおめでとう」と付け加えた。

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