【公式】俳優ソン・ジュンギ、映画「ボゴタ」コロナで撮影中断→国内クランクイン…「安全を最優先に」

希望のない人生で最後に選択した場所「ボゴタ」。生き残るために危険な 取引を始める人々の犯罪映画「ボゴタ」が21日に撮影を再開した。

「ボゴタ」は脚本、監督を担ったデビュー作「少数意見」で、ディレクターズカット新人監督賞、青龍映画賞と釜日映画賞脚本賞を席巻するなどの好評を受けたキム・ソンジェ監督の次期作であり、コロンビアの「ボゴタ」を背景に繰り広げられる立体的で躍動的なストーリーだ。

ソン・ジュンギ、イ・ヒジュン、ゴン・ヘヒョのキャスティングで話題となっていた「ボゴタ」は21日、韓国で撮影を再開した。昨年1月にコロンビアでクランクインした後、3月にコロナのパンデミックで撮影を中断した「ボゴタ」は既存撮影の分量を軸に全体プロダクションを再整備し直し、3か月余りの期間で韓国で撮影を終える予定だ。

最近、映画「スペース・スウィーパーズ」とドラマ「ヴィンチェンツォ」で 多彩な魅力をみせたソン・ジュンギは19歳でボゴタに到着、底辺から始めるボゴタの商圏を思うがままに動かし頂点に立つまでの波乱万丈な一代記を描くグッキ役に変身する。ドラマ「マウス」で内密な心理描写を更なる渾身の演技で繰り広げたイ・ヒジュンは大企業商社の駐在員として、コロンビアに来て以降、卓越した生存力と手腕を元手としボゴタの商人らの間で成功的に位置を築いていくスヨン役を演じる。

また、グッキの父のベトナム戦争時代の戦友として、グッキ一家がコロンビアのボゴタに来ることになった契機となった韓国商人会の親玉であり、成功を手にした商人パク・ビョンジャン役をゴン・ヘヒョが演じる。彼らはボゴタ商圏の覇権を巡り共存が不可能な対立や友情と牽制の様子を、息を切らして往復するスペクタクルなドラマを繰り広げていく予定だ。

「ボゴタ」の製作者である（株）映画社スバクと（株）IDIOPLAN側は「困難な中でも撮影を再び始めることができただけに、防疫指針を順守しスタッフ皆の安全と健康を守ることを最優先目標とする。安全的な環境で良い映画を作れるよう最善を尽くします」と撮影再開を前に所感を明かした。

コロンビアのボゴタを背景として更に良い人生に向かい希望を抱き孤軍奮闘していく彼らのストーリーを躍動的に込めた映画「ボゴタ」。無一文でボゴタに到着した19歳の少年が、自身の王国を築き上げるまでの波乱万丈な一代記を見せるソン・ジュンギの変身。そして生き残るために生存競争の中、ただただ成功に向かい走り続ける彼らの緻密な生活を見せていくイ・ヒジュン、ゴン・ヘヒョ等の俳優陣の好演も期待される映画「ボゴタ」は21日に国内撮影を開始した。