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【公演レポ】「2AM」、10年ぶりに来日公演を開催! 「IAMと過ごせて幸せ。これからも命をかけて歌います」

Wow!Korea / 2022年9月1日 15時16分

ライブ終盤では「2AM」の歌声をじっくり堪能できるセットリストでファンをさらに引きつける。2009年に発表した懐かしの名曲「 Confession of a friend(友達の告白)」を儚くも力強い歌声で歌い、続けて2021年リリースの「Can’t Sleep(眠れない)」では過去の恋を忘れられず眠ることができない切なさを歌に乗せた。

最後は1曲目に歌った曲とダブルリード曲でありJ.Y. Park作詞・作曲の「No good in good-bye(サヨナラなんて)」。「君を置いてその場を去ることができようか…」と、ライブが終わってほしくないという4人の気持ちを代弁するように情感豊かに歌い上げ、ライブ本編の幕を閉じた。

アンコールを求める拍手が鳴り響くと、ステージに戻ってきた4人は「愛の歌がRadioから」を情感たっぷりに歌い、「Never let you go ~ 死んでも離さない~」を日本語で披露。ここではファンが「待っていました」と書かれたプラカードを掲げるサプライズが起こり、メンバーを感動させる場面もあった。

そして最後は1人ずつライブの感想が伝えられた。

ジヌンは「会いたいときにすぐに会えていたのが、コロナのせいで長い間会えませんでした。でも、日本のIAMが待っていてくれているということがとても感動的でした。お互いに待つ時間なくしょっちゅう会える日がくればと思います。今日は楽しい時間をありがとうございました」と深く一礼。

チョ・グォンは「本当に幸せでした。皆さんが持っているカードの『待っていました』という言葉が心にきました。公演のために飲みたいお酒も飲まず、公演が終わるまではいつも緊張していました。最初から最後まで心を込めて歌いました。その気持ちが皆さん一人ひとりの心に1曲でも感動として残ってくれれば良いなと思います。日本でまた必ず会えればと思います」。

スロンは「大阪から東京まで3回の公演をしながら、10年前の姿が目の前に広がっている気がして、感情が幸せでもあり悲しみもあり、複合的な感情で歌っていた気がします。時間が過ぎていろんなことが変わりましたが、みなさんが見つめてくれている瞳は変わることなく同じだなと思いました。その皆さんからのエネルギーで僕たちは歌を一生懸命歌うことができます。これからも見つめていただき、僕たちはもっと頑張りたいと思います」と伝えた。

チャンミンは日本語で「(会えるまで)予想より長かったですね。僕も皆さんと一緒に6、7年間待っていたんです。僕が一人でも日本や韓国で活動すれば、2AMが復活できるんじゃないかなと思う瞬間もあったんです。昼公演でも言いましたが、神様は乗り越えられる試練しか与えないとありますが、その試練が今日になって全部終わったんじゃないかなと思いました。これからの思い出は僕たちが作っていきます。皆さんの応援と愛情が必要になってきます。これからも一生懸命、命をかけて歌いますので、応援よろしくお願いします」と力強く伝えた。

全員のあいさつが終わると、ラストは2008年のデビュー曲「この歌(This Song)」。「相手にあげられるものはこの歌、この歌声しかない」と、切実に、熱く、聴く者の心に訴えかけ、バラードグループの真髄を見せてくれた。曲が終わると会場は大きな拍手に包まれ、メンバーは名残惜しそうにしながらステージを降りていった。

約2時間に渡って22曲の楽曲を披露したライブは、「2AM」を誕生させたJ.Y. Parkとパン・シヒョクへのリスペクトを感じさせ、そしてIAMと共に懐かしい記憶をたどって思い出に浸れるようなセットリストになっていて、充実感に満ちた最高のライブだった。

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