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<W解説>日韓で活発な、双方のヒットドラマのリメイク版放送

Wow!Korea / 2022年9月13日 9時2分

<W解説>日韓で活発な、双方のヒットドラマのリメイク版放送(画像提供:wowkorea)

韓国のドラマ・娯楽チャンネルENAチャンネルで先月18日まで放送されたドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」が、日本や米国など各国からリメイクのオファーが相次いでいるという。日本ではこれまで数多くの韓国ドラマがリメイクされており、現在、テレビ朝日系では韓国ドラマ「梨泰院クラス」をリメイクした「六本木クラス」が放送中だ。

ソウルでは先月31日から今月2日までコンテンツ見本市「国際放送映像マーケット(BCWW)」が開催された。「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」を制作したエイストーリーは6日、見本市を振り返り「全世界数十か国のメディア・エンターテイメント会社が『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』に関心を持ち、米国や日本、中国、トルコ、フィリピン、ドイツなど数十社から様々なオファーを受けた」と明らかにした。

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」は、女優パク・ウンビンが演じる自閉スペクトラム症の新人弁護士、ウ・ヨンウが様々な事件を解決し、真の弁護士に成長する物語を描いた。今年6月29日から8月18日までENAチャンネルで放送され、最高視聴率17.5%を記録した。オンライン調査会社PMI PUBLICが15歳以上の男女1000人を対象に行った調査で、同作品は「最もお薦めしたい2022年上半期ドラマ」1位に選ばれた。制作したエイストーリーは続編の可能性を示唆している。

同作品は米動画配信大手のネットフィリックスでも配信され、全世界の視聴時間を基に毎週更新する人気作品リスト「TOP10」でテレビ(非英語)部門1位を通算7回記録した。それだけに世界のエンタメ会社なども同作品に注目。エイストーリーのハン・セミン社長は2日に幕を閉じた「BCWW」を振り返り「『BCWW2022』で最高のブースはエイストーリーであり、最高の話題は『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』だった」と誇った。

リメイクをはじめとした様々なオファーがあったことから、同社は各国の制作会社と今後の展開について既に協議を重ねているという。仮にリメイクされることになった場合、作品が伝えるメッセージ性が損なわれることのないよう、制作過程に積極的に関わっていく方針。同社のイ・サンンベク代表は「『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』が伝える肯定と希望の温かいメッセージは、全世界どこの国でも通じるはずだと考えている。作品の面白さが全世界の視聴者にもっと意味を持って伝わるようにしたい」と話した。

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