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<W解説>アジア人で初めて米エミー賞主演男優賞を受賞した韓国人俳優イ・ジョンジェ氏とは?

Wow!Korea / 2022年9月15日 9時58分

イ氏はソウル市出身。1993年にSBSで放送されたドラマ「恐竜先生」でデビューした。その後、数多くのドラマや映画に出演し、受賞歴も多数。1999年公開の映画「太陽はない」での演技が評価され、同年に韓国で最も権威ある映画賞とされるチョンニョン(青龍)映画賞の男優主演賞を史上最年少で受賞した。役者として、身長180センチと長身なスタイルの良さを生かしたクールな役柄のイメージで広く認知されてきた。しかし、主演を務めたイカゲームでは、無職で借金まみれのギャンブル狂だが人情味のあるソン・ギフンを演じた。

また、昨年12月には日本テレビ系のバラエティ番組「しゃべくり007」に出演。レギュラー出演者であるしゃべくりメンバーと、イカゲームのパロディ企画「しゃべゲーム」で対決した。

私生活では、韓国の食品製造・流通大手のテサン(大象)グループのイム・セリョン(林世玲)副会長(45)と2015年から交際中で、エミー賞の授賞式でも仲良く手をつないでレッドカーペットに立った。林氏は大象グループのイム・チャンウク(林昌郁)名誉会長の長女。

今回の快挙にユン・ソギョル(尹錫悦)大統領も祝電を送り、イ氏に対しては「デビュー30周年を迎える今年、世界の人々から愛され、関心を向けられたことは何よりも意義深い」とし、「イ・ジョンジェさんの素晴らしい演技が、キャラクターと見る人の心を一つにした」と称賛した。

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