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スルギ(RedVelvet)の初ソロ曲「28 Reasons」を聴いて、その世界観を考察してみた

Wow!Korea / 2022年10月7日 17時59分

スルギ(RedVelvet)の初ソロ曲「28 Reasons」を聴いて、その世界観を考察してみた(画像提供:wowkorea)

韓国ガールズグループ「RedVelvet」のメンバーであるスルギの1stミニアルバム『28 Reasons』のタイトル曲「28 Reasons」を聴いて、その世界観を考察してみた。

10月4日にリリースされたこの曲は、「RedVelvet」としてデビューして8年目の彼女が出す初のソロ曲である。

重低音のベースと、重たいストリングス、そして透明感がありながらどこか秘密めいたスルギの声が調和しているというのが最初の印象。「RedVelvet」の曲中では軽やかに高音が伸びていく印象があったのだが、今回は彼女の音域の広さより声質の存在感が圧倒しているように思える。

「RedVelvet」のMVリアクション動画の中で、自身の曲について彼女は「自分の中の『善と悪』を表した曲で、でも段々とその境目が分からなくなってくる(ということを表現したかった)」と述べていた。

曲中の歌詞でも「ルールが壊れた しきりにいじめたくなっちゃうの」と自分自身の悪が善を追い越す様を描きつつも、「天国を見せてあげる」というように時折心の奥底にある「善」の部分がちらつく様子も表現している。好きな相手を純粋に想う「善」と、イタズラ好きの「悪」の存在理由を、彼女自身の年齢でもある「28」という個数を使って「28の理由があるのよ」と言い表している。

そしてこの曲のシグネチャーとも言えるのが、「口笛」である。この口笛の存在によって、善と悪のどちらかわからない存在が自分の心をもて遊んでいるような印象を与えるのだ。

このように、この曲はよく練られた歌詞であることが分かる。それもそのはず。作詞家のクレジットを見てみると、SMエンタテインメントの曲にはかかせない3人が作詞に参加していた。

1人目は「January 8th」という作詞家グループのチョン・ジウン。韓国ボーイズグループ「NCT127」の「Dreams Come True」や、「RedVelvet」の「with you」で作詞を担当していた。

2人目はチョ・ユンギョン。2002年に韓国歌手BoAの「Listen To My Heart」で作詞家デビューしてから、「少女時代」や「EXO」等SMエンタテインメント所属歌手の音源にはほぼ作詞家として参加している人物である。SMエンタテインメントから発売した曲には、今年だけでも13曲の作詞を担当している。

3人目は、ユ・ヨンジンである。1993年にSMエンタテインメントから歌手デビューを果たし、その後プロデューサーとして力を発揮した人物。1996年の韓国ボーイズグループ「H.O.T」から今日に至るまで、あらゆるヒット曲を世に送り出している。作詞作曲編曲まで出来る、SMエンタテインメントの要ともいえる人物であるだろう。

こうした様々な凄腕と彼女のバイタリティーあふれる才能が入り混ざって、今回の曲が出来たように思う。みなさんも一度ぜひ聴いてみては。

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