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3分も長い…最近のK-POPは「短い曲がよく刺さる」

Wow!Korea / 2022年10月26日 6時36分

3分も長い…最近のK-POPは「短い曲がよく刺さる」(画像提供:wowkorea)

「短い曲がよく刺さる」

最近K-POPのヒットの公式を代弁する言葉だ。3分を超えるだけでランニングタイムが長い歌の方に属するというほど、短い音楽を打ち出すのが流行りとなった。音源チャート最上位圏にある人気曲の多くは、約束したかのように3分直前である2分後半代で終了する。

「APink」、「EXID」、「MOMOLAMD」など人気K-POPグループたちのヒット曲を多く書いたプロデューサー新沙洞ホランイは、25日メディアedailyに対し「最近は既存の枠にとらわれずに聞かせようとする部分を最大限明確に強調し、集中度を高める方式が主になり、短い曲が増えている」と雰囲気を伝えた。彼は続けて、「いわゆる『ギルボードチャート(1980~90年代の街中で売っていた時期)』の時期には、高音パートを入れれば耳に引っかかるという言葉が通用しており、サイワールドのBGMチャートが中心だったときは、中毒性の高いフックでサビパートを極大化するのがトレンドだったが、また変化が生まれた」と話した。

韓国国内主要音楽プラットフォーム利用量を集計する、公認音楽チャートであるCIRCLEチャート(旧GAONチャート)の最新デジタル総合チャート(42週目)を見ると、「短い曲がよく刺さる」を体感できる。TOP100にある曲中で7曲の長さが3分を超えない。TOP5の範囲に狭めると1位にいるZICOの「「セッピン(New Thing)」(Prod. ZICO、Feat. Homies)(2分57秒)をはじめとして「IVE」の「After LIKE」(2分57秒)、「NewJeans」の「Hype Boy」(2分56秒)、Crushの「Rush Hour」(2分57秒)、「BLACKPINK」の「Shut Down」(2分55秒)などすべての曲が3分を超えない。

少なくとも昨年までは現れなかった流れだ。CIRCLEチャートの昨年の年間デジタル総合チャートを見ると、TOP10の曲中3分以下の曲は「BTS」の「Butter」だけだ。残りの曲の長さはほとんどが3分序盤、中盤だった。

業界関係者たちは、K-POP好況期になり新曲が押し寄せるようにあふれ出る状況で、リスナーたちの脳裏に早く確実に、歌の魅力を刻印させようという意図が反映された結果だと口をそろえる。多数の芸能事務所が、起承転結の構成と叙事的な構造から果敢にも抜けだし歌のキリングパートとメッセージを聞かせることに集中する戦略を選んでおり、その戦略がうまく刺さっている。

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