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JINのソロ曲「The Astronaut」を聞いてみた!

Wow!Korea / 2022年10月28日 18時1分

JINのソロ曲「The Astronaut」を聞いてみた!(画像提供:wowkorea)

JINのソロ曲「The Astronaut」を歌詞解説と共にレビューしてみた!

今作は、イギリスのロックバンド「Coldplay」が曲作りに参加し、韓国ボーイズグループ「BTS」のJIN自身も作詞・作曲に共同で名を連ねている。JINが記者に曲紹介をした際には、「これまで『BTS』としてのJINを作ってくれたARMYへの気持ちを曲にした」と明かした。また、作詞については「意味もなくさまよう自分という存在と、そんな自分の夢を見つけてくれた相手であるARMYの物語だ」と語った。

曲はコーラスとエレキギターのサウンドから始まる。サウンドが既に「Coldplay」感が思いっきり漂っていて、否応なしにイントロから体がノリノリになってしまう。どこからか漂う浮遊感あるコードワークは、「The Astronaut」というタイトルの通り宇宙飛行士がまるで宇宙空間でさまよっているような気分になる。

そして、Aメロからサビ前までの歌詞がとてもステキだ。シンプルに、でも彼の素朴な言葉であるがゆえにロマンチックに聞こえる、彼自身とARMYとの尊い縁を表現した歌詞である。

「君と僕終わらないHistory僕の宇宙になってくれた僕たちの話目的地もなく流れているあの小惑星のように僕もただ流されていた闇の中で見つけた僕の全てのdream新しく始まるHistory」

サビの歌詞は、もはやJINからARMYへの告白ではないのか?と思う歌詞である。

「When I’m with you There is no one else. I get heaven to myself. When I’m with you There is no one else. I feel this way I’ve never felt.(僕と君がいれば他の誰もいない僕は天国を独り占めできるんだ僕と君がいれば他の誰もいないこんな風に感じたことはない)」

つまり、「僕と君が一緒にいるときは、この世界は2人だけの世界だって感じるんだ。そんな世界を僕は天国だと思っていて、そんな世界を独り占めできるなんて。こんな幸せは感じたことない!」と、JINがARMYに言っているように私には聞こえる。

2番目の歌詞は、デビューしてからのJINとARMYの関係性を歌っているのだろうか。

「You and me.割れない星のように君の夢となって宇宙を旅して暗い道を照らしてくれるあの天の川のように君は僕に向かって輝いていた闇の中に見つけたたった1つの光君へと続く僕の道」

BTSはデビュー当初から順風満帆だったわけではない。音楽番組で1位を獲ったのはデビューしてから3年後、世界的に有名になったのも2017年頃とまだ5年前の話である。そんな彼らの道しるべとなったのはARMYであると、JINはこの歌詞で表現したかったのではないだろうか。

そして最後、「And I love you(だから君を愛している)」とストレートにARMYへの気持ちを表した。

12月末、「BTS」から最初の入隊をするJIN。これから約1年6か月は表に姿を現わすことができなくなるからこそ、ARMYへ公に初めてのプレゼントとしてこの曲を作ったのではないだろうか。

JINを含めた「BTS」、そしてARMYにこれからも幸あれと応援したくなる素晴らしいファンソングであった。

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