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<W解説>近く軍に入隊する「BTS」のJIN、初めて語った決定までの経緯

Wow!Korea / 2022年11月1日 13時12分

<W解説>近く軍に入隊する「BTS」のJIN、初めて語った決定までの経緯(画像提供:wowkorea)

世界的に活躍する韓国の人気グループ「BTS(防弾少年団)」の最年長メンバーで、近く兵役で入隊することになっているJINが先月28日、ファンコミュニティプラットフォーム「weverse」で生配信を行い、入隊が決定するまでのいきさつを明かした。当初、2020年2月のアルバム発売後には入隊する計画だったことや、軍入隊がここまでずれ込んだ理由を明らかにした。

韓国では原則、18歳以上の男子に18~21か月の兵役義務があり、28歳までに入隊する必要がある。しかし、2020年に兵役法が改正され、「大衆文化芸術分野」の功労者は入隊を2年延期できるようになった。

一方、現行の兵役法は、芸術・スポーツ分野の特技を持ち、文化体育観光部(部は省に相当)が推薦した人が芸術・スポーツ要員として兵役を代替できるようにする「兵役特例」を規定している。しかし、その対象に大衆文化芸術者は含まれていない。

「BTS」が世界的な活躍を見せる中、国民からは「芸能人も国威発揚に貢献しているのに兵役特例の対象にならないのはおかしい」との声が上がり始めた。エンタメ界からも「BTS」など韓流スターの兵役について、入隊時期の延期ではなく兵役特例の対象とするよう求める声が強い。世論の高まりを受け韓国国会では、兵役特例を盛り込んだ兵役法改正案の審議が始まったが、特例対象を広げることには慎重な意見もあり、遅々として進まなかった。

JINは前述の2020年の兵役法改正に伴い、文化体育館観光部(部は省に相当)長官の入隊延期推薦を受け、30歳になる今年末まで入隊が延期されていた。国会で兵役特例の議論が進まない中、JINの延期期限は近づき、どのような結末となるのかファンはもちろん、国内外のメディアも注目していた。こうした中、所属事務所は先月17日、JINが軍入隊延期の取り消しを申請し、兵務庁の入隊手続きに従う方針と発表した。韓国メディアは入隊時期について「早ければ年内になる可能性もある」と伝えている。

そのJINが先月28日、「weverse」で生配信を行い、入隊決定までのいきさつを語った。JINは「会社には事実を話さないでほしいと言われたが、もういいだろう」と語り始めた。JINによると、入隊時期について、当初は2020年2月にアルバム「BE」を発売した後に計画していた。入隊の準備を進めるも、その後、同年8月に発売した「Dynamite」が米ビルボードのメインシングルチャートの「HOT100」で1位になるなど大ヒットしたため、入隊計画を修正せざるを得なくなったという。JINは「『Dynamite』が思った以上にうまくいき、コロナの時期にファンがもっと喜んでもらえるようにと『Butter』や『permission to Dance』を出すことになった。この2曲もうまくいったので、この時期は軍隊に行かないという決断が正しかったようだ」と振り返った。

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