星となった”国民俳優”故シン・ソンイルさん、きょう（4日）で死去から4年

星となった”国民俳優”故シン・ソンイルさん、きょう（4日）で死去から4年（画像提供：wowkorea）

韓国の”国民俳優”シン・ソンイルさんが、この世を旅立って4年が経った。

故シン・ソンイルさんは2017年6月、肺がんステージ3の診断を受け、翌年11月4日、81歳で死去した。

1937年生まれのシン・ソンイルさんは、1960年映画「ロマンス・パパ」でデビューし、その後、1964年「裸足の青春」、1966年「草雨」、1968年「将軍の髭」・「休日」、1974年「星たちの故郷」をはじめ、数多くの代表作を残し、”国民の俳優”として地位を確立した。

闘病中もバラエティー番組出演や「第23回プサン（釜山）国際映画祭」の開幕式に出席し、演技に対する情熱を見せ続けた。

韓国映像資料院・韓国映画データベースによると、シン・ソンイルさんの出演映画は524編に達する。また、監督作としては4編、制作に携わった作品は6編で、作品の企画にも参加していた。

また「チョンニョン（青龍）映画賞」人気賞、「大鐘賞」主演男優賞、助演男優賞、映画発展功労賞など、受賞歴も華麗だ。

一方、シン・ソンイルさんは映画界だけでなく、国民の信頼をもとに政界にも進出。2000年「第16代総選挙」でテグ（大邱）トング（東区）国会議員に当選し、議員活動を繰り広げた。