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<WK寄稿>「割る」と「混ぜる」でみる日韓-3

Wow!Korea / 2022年12月19日 16時0分

勿論良いことばかりあるわけではありません。

異質なものが混ざり合うわけですから現実は「拒絶反応」の方が多かったのではないでしょうか?秀吉の朝鮮侵略によりなすすべなく全国土が蹂躙(じゅうりん)されたのも、19世紀末の西欧帝国主義国の脅威の前で日本のように効果的に対処できず、日本の統治下になったのも、南北分断など国運を左右する危機の前で、当時の指導者が国論を一つにまとめ対処するどころか政争に明け暮れ対立分裂を繰り返し自滅したことは「混ぜる」のマイナス面だったと言えましょう。

今尚世界的激変期においても、一致団結して対処すべき時に与野党が激しく対立しているのも「拒絶反応」のたまものかもしれません。

今回起こった「梨泰院惨事」も人と群がる(混ざる)ことに抵抗がない気質と、いろんな要素で混ざり合うことに慣れていると何か一つ欠けても気が付かない大雑把な発想(気質)が事を大きくした気がします。せめて狭い道を左右同時通行にせず、日本的な感覚で道を一方通行に割って(区切って)いたらこれ程おおごとにはなっていなかったに違いありません。

何もかも混ぜる”と言いう一言で全てにあてはめるのは論理の飛躍であることは重々承知していますし、全体を形づけるピースの1つとして理解していただけたら幸いです。回を重ねながら宗教観、物の考え方、生活習慣などいろいろな分野での韓国と日本との違いを照合し見極めていきます。

※権鎔大(ゴン・ヨンデ)韓日気質比較研究会代表の寄稿。ソウル大学史学科卒業、同新聞大学院修了。大韓航空訓練センター勤務。アシアナ航空の日本責任者・中国責任者として勤務。「あなたは本当に『韓国』を知っている?」の著者。

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