”飲酒運転”女優キム・セロン、同乗者と在宅起訴…終わりのない墜落

”飲酒運転”女優キム・セロン、同乗者と在宅起訴…終わりのない墜落（画像提供：wowkorea）

女優キム・セロンが、飲酒運転容疑で裁判にかけられる。

19日、法曹界によるとソウル中央地検刑事5部は、道路交通法違反（飲酒運転事故後未処置）容疑で去る16日にキム・セロンを在宅起訴した。キム・セロンの車両に同乗していた20代女性は飲酒運転ほう助容疑で在宅起訴された。

これに先立ちキム・セロンは去る5月18日午前8時頃、ソウル市江南区チョンダムで飲酒状態で運転をし、ガードレールや変圧器などにぶつかる事故を起こした。当時市民の通報で出動した警察はキム・セロンに飲酒感知器テストを実施し、陽性反応が出た。しかしキム・セロンは血中アルコール濃度を測定しようとする警察を拒否し、採血するという意思を見せた。国立科学捜査研究員は採血結果、キム・セロンの血中アルコール濃度は約0.2%だと明らかになった。これは免許取り消し水準である0.08%よりもとても高い数値だった。

キム・セロンは「私の間違った判断と行動により、周りのお店の人たち、市民の皆様、復旧してくださった皆様とても多くの方たちに被害を与えた。より慎重に責任感を持って行動しなければいけない。心から謝罪する」とし、「事件に対し弁明の余地はなく、自分が起こした間違いに自分でも失望し、とても恥ずかしい。このようなことが無いよう深く反省する」と謝罪文を掲載した。

「成長した子役」という修飾語がいつもついていたキム・セロンのイメージは、一瞬で崩れた。キム・セロンは次回作だったSBS新ドラマ「トロリー」から降板し、Netflixシリーズ「狩猟犬たち」側はキム・セロンの出演分を編集議論をした。

そのように自粛中だったキム・セロンは去る10月に自作の絵と思われる写真とコメントをSNSに掲載したが、すぐに削除した。キム・セロンが削除した写真の中には電子タバコが置かれており、彼女の喫煙の事実にも関心が注がれた。

また去る7月には知人たちを招待し飲酒パーティーを行ったという疑惑が提起された。キム・セロンが直接作成したパーティーの招待カードには「準備物:体と酒」と書かれていた。飲酒運転で自粛中のキム・セロンが事故から2か月で飲酒を伴うパーティー行ったということに大衆からの批判が多かった。

所属事務所GOLDMEDALISTは去る1日にキム・セロンとの専属契約が満了し、再契約をしないと公式文章を出した。

お酒以外にキム・セロンに残ったものは何か。所属事務所も無くなり、良かったイメージも落ち、回復不可の状態だ。飲酒運転容疑で法廷に立つこととなったキム・セロンは、今後復帰するとなっても迎えるものがいるか疑問だ。