RAVI（VIXX）の兵役不正関連、「手助けした」ブローカー本人が事前にネットで証言か

RAVI（VIXX）の兵役不正関連、「手助けした」ブローカー本人が事前にネットで証言か（画像提供：wowkorea）

男性グループ「VIXX」RAVI（30）の兵役不正疑惑が公になったなか、”兵役ブローカー”のグ某氏が作成した文章が注目されている。

昨年3月、あるネットユーザーはポータルサイトを通してRAVIの軍入隊に関する質問文をネットに掲載。このネットユーザーは93年生まれRAVIの”その年の入隊”の詳細とバラエティー番組『1泊2日』の出演に関して、”気になること”を明かしていた。

この投稿に対して、グ某氏は「大韓民国ナンバーワン軍行政士分野で初めてことしを輝かせた人物大賞受賞者・軍専門知識人グ●●代表」と自身を紹介したうえで、「RAVIさんはことし5月末ごろ、社会服務要員として入営予定」と回答した。

しかし、RAVIの軍服務の事実が知らされたのは、その1か月後だった。KBS2バラエティー「1泊2日」の制作スタッフが「メンバーのRAVIが国防の義務を果たすために番組から降板することになった」と公表したのだ。この時点でも、正確な入隊日や現役か社会服務要員かなど詳細について説明はなかった。

RAVIの入隊に関する具体的な事実は、本人が直接「健康上の理由で、10月27日に社会服務を通じて国防の義務を果たす予定」と伝え、10月になってようやく公になった。入隊日が確定していなかったとしても、グ某氏はRAVIの社会服務要員判定をおよそ7か月先に誰より先に発表していたことになる。RAVIが5月に「1泊2日」降板事実を知らせたのと絡めて、ネットユーザーはグ某氏の回答は「信ぴょう性がある」と主張している。

一方、去る12日に韓国メディア「京郷新聞」は兵役不正容疑でブローカーグループが拘束されたと報じ、「あるブローカーグループが、有名アイドルグループ出身のラッパーも自身（ブローカー）を通じて兵役を逃れた実績を宣伝している事実をつかんだ」と伝えた。このラッパーは、軍入隊を理由に昨年5月、有名バラエティー番組から降板して同年9月に復帰し、10月に「健康上の理由」として社会服務要員として入隊したと説明していた。

同日、「東亜日報」は「兵役ブローカーのグ某氏のスマホをフォレンジック解析する過程で、RAVIがグ某氏に兵役関連の相談を依頼し、助言を受けていた状況を把握した。特に、グ某氏のスマホからは、RAVIの兵役判定関連の書類などが発見された」と報じた。

また、SBS「8ニュース」はRAVIが検察・兵務庁合同捜査チームより兵役法違反容疑で立件されたと報道した。