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【イベントレポ】チョン・イル、映画「高速道路家族」の公開記念舞台あいさつで来日! 極上スマイルでサービス精神旺盛ぶりを発揮

Wow!Korea / 2023年4月25日 15時52分

4人目の「いろんな側面を持つギウを演じる上で、大切にしたことは?」という質問に対して、チョン・イルは「その点については監督とたくさん話した部分です。ギウにとってはこの世で家族がすべてです。家族が彼にとって生きる理由になっていますし、たくさんのことを経験した末に社会に対して門を閉ざし、自分の中の世界で生きていて、頼れるのは家族だけという人物です」と語り、監督は「ギウというキャラクターについてチョン・イルさんといろんな話をしながら一緒に作り上げていきました。ギウという人物を通して、世の中を皆さんにもう一度見直してほしいと思いました。韓国においてセーフティーネットというものがありますが、そこから滑り落ちてしまった人達がいる資本主義の中で適応できない人達がたくさんいます。ですから、そういう人達がいろんな心配、怖さを抱えている、それが極限に達しているのがギウという人物です。なので、常に何かから逃げている、世の中から遠ざかろうとしています。そういった姿を通して、周りの人達や世の中について見直してほしいと思いました」と映画に込められた想いを伝えた。

最後の質問者は「子どもたちとどのように仲良くなったのか?」という質問に、チョン・イルは「子どもたちと仲良くなるには、彼らの視線で物を見て、彼らの行動を考え、彼らの話を聞いて受け入れることが大切だと思っていました。そしてすぐに仲良くなる方法としては、子どもたちが好きなおやつを食べてもらうことです(笑)。現場では子どもたちと一緒に遊んだりして彼らの視線で触れ合うようにしていました」と振り返った。

質問者にはチョン・イルがプレゼントとしてハンカチを準備。彼は「映画をご覧いただけば、なぜハンカチを準備したかわかると思います」と説明し、ハンカチを一人一人に渡して握手をし、ファンを喜ばせた。

舞台あいさつはあっという間に終わりの時間へ。最後に監督は「この映画が日本の観客の皆さんの前でこのように上映の日を迎えられること、上映の機会が与えられたことをとても光栄に思っています。ありがとうございます」と伝え、チョン・イルは「日本で僕が出演した映画が公開できるようにご尽力いただいた関係者の皆様、そしてファンの皆さんに心から感謝したいと思います。家族という意味を改めて考えさせてくれる映画だと思います。そしてたくさんのメッセージが込められています。映画の結末は映画ご覧になった皆さん自らが判断して決めていただければなと思います。いま僕はきちんとしていますが、劇中のギウを見てもしかしたら映画を見終わった後はこういうギウのこの姿の方がよく似合うんじゃないかなと思うかもしれません(笑)。映画を楽しんでご覧いただきたいと思います。そして見終わった後はたくさんの口コミを広げていただければと思います。(日本語で)皆さん本当にありがとうございます」と。

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