「BTS」とフィーチャリングでコラボも…米有名ラッパー、女性客室乗務員の前で“下半身露出”しFBIに逮捕される＝韓国報道

「BTS」とフィーチャリングでコラボした米有名ラッパー、“下半身露出”（画像提供：wowkorea）

グラミー賞にもノミネートされたアメリカの有名ラッパー、 Desiigner（デザイナー）が飛行中の機内で、客室乗務員の前で淫乱行為をして摘発され、検察に送検された。デザイナーは、韓国ボーイズグループ「BTS（防弾少年団）」のシングル「MIC Drop」のリミックスバージョンに、フィーチャリングで参加した有名ラッパーだ。

26日（現地時間25日）、ロサンゼルスタイムズやニューヨークポストなどによると、デザイナー（25歳）は今月17日、東京から米ミネソタに向かうデルタ航空の機内で90分の間、何度も自身の体を露出し公共の場所での下半身露出の疑いで起訴された。

連邦捜査局（FBI）の訴状と陳術書などによると、ファーストクラスに乗っていたデザイナーは女性乗務員の前で自身の身体を露出した。

乗務員が止めに入るとすぐに、デザイナーは自身の体を隠した。だが乗務員が機内サービスを提供していると、デザイナーは再び自身の体を見せ、その時は淫乱行為もしたという。

乗務員はデザイナーに、「飛行機から降りたら逮捕されるだろう」と警告したが、彼は3度も自身の身体を露出した。

結局デザイナーは、飛行機の後部座席に移動させられ、到着するまで保安要員を含む同伴者らの監視を受けた。

デザイナーは、着陸後FBIに逮捕され拘束される前に、乗務員らに謝罪した。

しかし彼は、FBI捜査官には違う話をした。

デザイナーは、最初の乗務員について言及し「彼女が僕を興奮させたから（身体を）露出した」と述べた。

また、飛行中は飲酒状態ではなくタイ・バンコクの病院で処方された薬を服用した状態だったと主張した。

彼はその後、自身のInstagramを通じて「精神病の治療を受けている」とし、「飛行機での行動が恥ずかしい」とコメントした。

続けて、「ここ数か月、正常な状態ではなくて、何が起きたのか受け入れるために孤軍奮闘している」とし、「海外公演中、現地の病院に入院して処方された薬を飲み、精神を十分に整えることができなかった」とつけ加えた。

さらに、「アメリカに戻った後、僕をサポートする施設に入院した」とし、「精神疾患は本当だ。皆さんも平常時、自分のことのように感じられなかったら助けを借りるといい」と伝えた。

なおデザイナーは、今後の公演などスケジュールをすべてキャンセルした。

一方、デザイナーはラッパーで音楽プロデューサーのカニエ・ウェストの弟子であり、18歳で発表した「Panda」で成功をおさめた。2017年にはグラミー賞のラップパフォーマンス部門にもノミネートされ、同年ビルボードミュージックアワードでラップ部門最優秀賞を受賞した。また2018年には映画にも出演し、俳優としても活動した。