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「100万観客も難しくなった」韓国映画の危機、OTTが変えた映画界の勢力図

Wow!Korea / 2023年5月8日 16時32分

映画「犯罪都市」のチャン代表は「長い間映画産業を守ってくれたホールドバックという秩序が崩れるのは望ましいと思わない」と憂慮した。ただ「消費者はできるだけ安く良いコンテンツを見たいと思っていて、OTTは消費者のニーズに合わせて良いコンテンツをたくさん誘致し、会員の離脱を防いで生き残らなければならない。消費者と産業のニーズがマッチして生じる市場経済の流れに、人為的に逆らうことはできないと思う。頭ごなしに反対するのではなく、実際このような試みが行われた場合に備えて、どういう対策を講じるべきか、産業関係者が悩まなければならない状況だ」と話した。

韓国の輸入配給会社協会代表で「at9film」代表のチョン・サンジン氏は「韓国映画が危機を迎えたのは、映画館のチケット価格が高くなったというよりも、ちょっと待てばチケット代よりはるかに安い価格でOTTで映画を楽しむことが出来るという認識が生じたためというのも大きい。監督や作家、俳優などの作り手側が、どんどん消えていく『ホールドバック』を守るため、直接声をあげる必要がある。映画館のスクリーンでこそ味わえる映画鑑賞の醍醐味を、作り手側がまず守ろうという気持ちで行動に出なければならない」と指摘した。

映画振興委員会は、映画界の解決策を模索するため、3月から投資配給会社や製作会社、監督など、分野別に業界関係者らとの懇談会を開いている。早ければ今月、遅くも6月初めの発足を目標に「韓国映画産業危機克服のための協議体」を立ち上げる予定だ。

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