【公演レポ】「SEOUL FESTA 2023」の前夜祭「K-POP SUPER LIVE」に3万5000人が熱狂！

コンサート会場（画像提供：wowkorea）

去る4月29日、「SEOUL FESTA 2023」の開幕イベント（前夜祭）である「K-POP SUPER LIVE」がソウル・チャムシル（蚕室）総合運動場にて開催され、3万5000人のK-POPファンに忘れられない思い出を贈った。外国人観覧客が1万4000人以上を占め、新型コロナウイルスのパンデミック以降、ソウルインバウンド観光回復の兆しを見せた。

ソウル市のオ・セフン市長は開会宣言で「ソウルを訪れた国内外の観光客がK-POP公演から料理、ショッピング、夜景まで、ソウルの多彩な魅力を込めた今回の祝祭を通して、ソウルならではのカッコよさや味を8日間、満喫してほしい」と述べた。

オ市長の開幕宣言後、「Kep1er」が初ステージに立ち、続けて「P1Harmony」、BE’O、「STAYC」、「THE BOYZ」がパフォーマンスを披露した。2部公演にはイ・ヨンジを皮切りに「iKON」、「ENHYPEN」、「IVE」、「OH MY GIRL」、「ATEEZ」などが出演し、前日の雨による寒空に後半部には豪雨まで降る悪天候にも関わらず、客席を埋めたK-POPファンたちを楽しませた。

司会はドラマ「ザ・グローリー ～輝かしき復讐～」に出演したシン・イェウンと「THE BOYZ」ジュヨンが担い、風変わりな見どころを提供した。

「SEOUL FESTA 2023」は4月30日から5月7日にかけて光化門広場でおこなわれ、さまざまなソウルの文化を体験するソウルカルチャースクエア、降開橋の上でK-FOODを体験するソウルブリッジマーケット、アーティストと共にする明洞フェスティバル、ハンガン（漢江）でおこなう漢江ライトショー（ドローンライトショー）などのプログラムで構成され、ソウル全域で24のイベントが開かれた。ソウル市は今回の祝祭を契機に、インバウンド観光の回復と共に、外国人観光客3000万人時代を開いていく計画だ。