【全文】歌手IU、「Boo」作曲家「悪意的な盗作だと誘導、14年間盗作を主張する連絡はない」

歌手IUの曲「Boo」作曲家ハン・サンウォンが盗作疑惑について口を開いた（画像提供：wowkorea）

歌手IU（アイユー）の曲「Boo」の作曲家ハン・サンウォンが盗作疑惑について口を開いた。

12日、ハン・サンウォンは自身のSNSにIUの曲「Boo」を巡る盗作疑惑に反論する文を残した。ハン・サンウォンは「2008年にIUの曲依頼を受けて選択したジャンルは80年代の女性ダンスポップだった。当時幼い学生だったIUを見てダンス曲を考え、『Boo』という単語からインスピレーションを受けたイメージメロディーを先に作った。80年代の女性ダンスポップビートの共通性と編曲方式を具現した」と説明した。

続いて、「導入部リズムのイメージのような4節コード進行の類似性などを主張すれば、全世界すべての歌を盗作と呼ぶことができる。『Boo』の歌いだしから最後まで、歌のメロディーは100％私の創作曲であることを明らかにする」と話した。

最後にハン・サンウォンは「前奏の類似した部分だけを悪意的に比較編集したYouTuberの方に深い遺憾を表わす。『Boo』作曲家である私を置いてIUを告発した方の意図は何か。私は『Boo』を発表して今まで14年間、一度も『Boo』が自身の曲を盗作したと主張する作曲家の方から連絡を受けたことがない」と文を残した。

一方、一般人A氏は最近IUの曲「The red shoes」、「Good day」、「Bbibbi」、「Boo」など、6曲が海外および韓国国内アーティストの音楽を盗作したとし、ソウル江南警察署に著作権法違反の疑いで告発した。

以下、ハン・サンウォンの全文

私の曲「Boo」盗作主張に関して

1．「Boo」作曲の始まり

2008年当時、新人歌手だったIUの曲の依頼を受けて私が選んだジャンルは個人的に好きなジャンルである「80年代女性ダンスポップ」でした。

当時、学生だったIUを見て「ハツラツとしてかわいい恋の物語をテーマにしたダンス曲」を考え、「boo」という単語からインスピレーションを受けた「You’re my boo」という核心歌詞とHook（リフレーン）の「イメージメロディー」を先に作り、「80年代女性ダンスポップ」のビートの共通性と編曲方式を具現して曲を作りました。（これをよく『レファレンス』と表現します。）

「You’re my boo」のサビ歌詞の歌メロディーはIUの他の曲「Merry Christmas ahead」から借用、「GEEKS」の方々がこの部分を残してラップ曲としてリメイクしてくださったほど、この曲が愛された一番大きな理由だと思います。