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“息ができない”シンジ(KOYOTE)やイ・スヨン、舞台恐怖症を告白したベテランスターたち

Wow!Korea / 2023年7月20日 20時7分

“息ができない”シンジ(KOYOTE)やイ・スヨン、舞台恐怖症を告白したベテランスターたち(画像提供:wowkorea)

グループ「KOYOTE」のシンジから歌手イ・スンまで、天性歌手として愛されているスターたちが人知れぬ舞台恐怖症の苦痛を吐露し応援をそそった。

18日に放送されたSBSのバラエティ番組「強心臓リーグ」でシンジは、16年間患っている舞台恐怖症を告白した。

同日、シンジは長い期間、KBS2の音楽番組「不朽の名曲2」へのオファーを丁重に断っている理由に舞台恐怖症を挙げた。2008年にある男性後輩歌手とのデュエットステージから始まった異常症状。生放送が始まると舞台でマイクを握った手を深刻に震わせた後、ステージが終わると結局失神したというシンジ。

シンジは「当時、人気検索ワードに一週間、“シンジ、ヤマナラシ唱法”があった。皮肉な内容だった。すべての人が私をそんなふうに見ていると思った。舞台に立つこと自体が恐怖になった」とし、「番組(のオファー)が入ってきてもできないと怖がって家の外にあまり出ないようにした。44キロまでしかいかないほどにやせた。食べ物は入らずに歌をやらなければならないけどお腹から力が出なかった。まだ私が出せる音も出てこない」と告白した。

薬物治療と相談も並行したが、相変わらず治ってはいない状態だという。シンジは「まだイベントに行けば、最初の曲にぱっと(嫌な感情が)来るときがある。突然冷や汗が出てぶるぶる震える」とし、そのたびにメンバーのキム・ジョンミンがそばで黙々と見守って安定させてくれると感謝を表した。

そうかと思えば、歌手イ・スヨンはこの24年間舞台がよかったことがないと、昨年チャンネルAの「オ・ウニョンの重宝相談所」で打ち明けた。パニック発作とこれによる舞台恐怖症を経験しているというイ・スヨンは、「心臓が爆発しそうで死にそうだ。息ができない」としながら、「最高の舞台ができず、死にそうだ。その状態で30年から40年を耐えるわけだ。歌手は辞めてもいいのではないかと考えたりもした」と打ち明けた。

MBCの競演番組「私は歌手だ2」に出演したときからパニック発作が始まったというイ・スヨンの言葉に、精神科医のオ・ウニョンは慎重に当時の映像を一緒に観ることを提案した。過去の自身の姿を観たイ・スヨンは「みんなが私を理解してくれるだろうか?」と恐れる姿を見せ、痛切さを醸し出した。

このように多くの名曲たちを残し、数十年目のベテラン歌手として長い時間舞台の上で観客たちに感動を届けた彼女たち。しかしつらかった本音があり、これを克服している家庭を率直に告白した彼女たちに向けて応援と激励が続いている。

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