1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. アジア・韓流

汚染水の放出に商人たちは「売り上げが心配」、市民は「食卓の心配」=韓国報道

Wow!Korea / 2023年8月24日 7時6分

日本の放射能汚染水の海洋放出の決定に心配しているのは一般市民も同様だ。まず家族の食卓の心配が先立つ。2歳の子供を持つペクさん(39)は、「汚染水が海に放出されるというニュースを聞いて、今朝そのことについて検索してみた。どの程度の健康被害があるか分からず悩む」と語り、「子供にはさまざまな栄養を摂取させてあげなければならないが、魚や海産物をどのように食べさせればいいのか分からない」と吐露した。

チェジュド(済州島)が故郷のホンさん(34)は、「汚染水が拡散すれば世界中の海に到達し、済州だけの問題ではないが、まずは済州地域の観光客が減るのではないかと心配だ」と話した。続けて「2才の息子は肉よりも水産物が好きだが、今後どのように海産物を食べさせれば良いのか悩んでいる」と付け加えた。普段から海産物を好んで食べるという会社員のキムさん(41)も「当分刺身屋に行けないと思う」と話し、「科学的に問題ない説明は理解できるが、敬遠してしまうのも事実」と語った。

このように、日本が汚染水を海洋放出する上で問題がないかどうか引き続きモニタリングすると韓国政府が発表しても国民の不安が収まらないため、各自治体は対策作りに追われている。ソウル市は主要な卸売市場が開く月曜日から土曜日に流通した水産物を対象に毎日放射能検査を実施し、また産地や魚種を問わずソウル市内の大型スーパーや在来市場などで販売される全種類の水産物を対象に標本検査を実施するなど「水産物の安全確保のための4大方案」を推進する方針だ。

また、水産物や水産物加工食品に対する放射能検査の結果は食品安全情報またはソウル市農水産食品公社のホームページを通じて公開し、市民の誰でも直接検査を申し込みできる「市民放射能検査請求制度」も拡充する計画だ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください