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「登山道強姦殺人」被告が初公判で殺人を否認…「気絶させようと思っただけ」=韓国

Wow!Korea / 2023年9月25日 12時5分

「登山道強姦殺人」被告が初公判で殺人を否認…「気絶させようと思っただけ」=韓国

シンリム(新林)洞の登山道で女性をナックルで無差別に暴行し、強く抵抗されたため首を絞めて死亡させた容疑で裁判にかけられているチェ・ユンジョン被告(30)は初公判で、殺人の意図はなかったと主張した。

ソウル中央地裁は25日、性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(強姦<ごうかん>など殺人)などの容疑で裁判にかけられているチェ被告に対する初公判を開いた。

チェ被告は先月17日、ソウル・クァンアク(冠岳)区シンリム(新林)洞の冠岳山生態公園とつながった登山道で、被害女性に性的暴行を加えるため鉄製のナックルを付けた手で無差別的に暴行し、首を絞めて死亡させた容疑を持たれている。性的暴行は未遂に終わった。

検察によると、チェ被告は2015年に軍に服務していた当時、小銃などを持って脱営したため、同年に現役不適合判定を受け、早期転役した。その後、特に経済的活動をしていなかったチェ被告は女性嫌悪の感情や性関係を持ちたいという感情を持ち、ことし4月に不特定女性に性的暴行を加える目的でナックル2つを購入した。その後、犯行場所付近を物色しCCTV(防犯カメラ)のない死角地帯を把握するなど、計画的に犯行を行ったというのが検察の説明だ。

チェ被告は公訴事実の全般的な内容については認めたものの、殺人の故意性については否認した。チェ被告は、「(検察の公訴事実について)全体的には同意するが、細部的には同意できない」とし、「殺害する意図はなかったが、(被害者が)強く抵抗したため、気絶だけさせようとしたが、被害が大きくなってしまった」と主張した。

きょうチェ被告は全く反省していないような態度で裁判に臨んだ。突発的な行動をする可能性が高いという矯正当局の判断により、裁判長の許可を得て手錠をはめて被告人席に座ったチェ被告は、椅子に斜めに座ったまま裁判長の質問に答えた。裁判長が「国民参加裁判の意思はあるか」と聞くと、チェ被告は「したほうがいいんですか?私はしません」と答えるなど、ふざけたような答えもあった。検事が公訴事実について説明する場面では首をかしげて手錠を触るなどしていた。

チェ被告の国選弁護人の誠意ない裁判準備も裁判長の指摘を受けた。通常、弁護人は初公判の前に被告人と接見し記録の閲覧・複写をするなど、基本的な準備をしなければならないが、チェ被告の弁護人はチェ被告との接見も記録の閲覧・複写もしていなかった。これについて裁判長は、「今回の事件は法定刑が死刑または無期懲役」とし、「事件の重要性と厳重さなどを考慮すれば、被告人の防御権が十分に保障される必要がある」と指摘した。

次回の公判は来月13日午前に開かれる。

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