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「イ・ドゥナ!」スジ(元Miss A)「引退はいつも…いつも最後だと思って取り組む」

Wow!Korea / 2023年10月26日 18時13分

芸能人でなかったら、どんな平凡な人生を送ったと思うかという質問にスジは「活動しながら感じたことだが、私が時間を過ごす時に決まったルーティンを守ることをかなり楽しんでいるようだ」とし、「ルーティンの中で安らかさを感じる。そのような点で同じことを繰り返す、決まった時間に出退勤をする事務職会社員もよく合いそうだ」と答えた。休む時もルーティンを守る方なのかという質問に、スジは「休む時も似ていると思う。決まった時間に愛犬を散歩させながら登園し、そのあとは決まった時間まで台本を見たり絵を描く。そうするうちに愛犬が帰ってきて一言で言えば主婦のように日常を送る」と伝え、笑いを誘った。

久しぶりにキャラクターを通じて再び踊り、アイドルとしてメンバーたちと呼吸を合わせながら感じた点も伝えた。スジは「最初は心の中で『私の体が固まっていたらどうしよう』と思った。練習の最中は、劇中のメンバーたちと呼吸を合わせることに重点を置いた」とし、「このような気分が久しぶりだ。新しくも不思議な感じがした。舞台に立つ時は演技も演技だが、本当に舞台に立つことなので、うまくやらなければならないという考えで臨んだ」と振り返った。

デビュー13周年、いつのまにか30代に入ったスジ。彼女は依然として「国民の初恋」という修飾語で大衆に愛されている。スジは劇中のドゥナのように過去アイドル活動をしながら、大変な感情を感じた瞬間があるのか尋ねる質問に「今思い出してみれば、そのような瞬間はあったがドゥナのようにすべての瞬間を認知してはいなかったと思う」と答えた。続けて、「ドゥナはある瞬間を完全に苦しんでいたが、私のスタイルはそれらを気付かずに乗り越えた部分が多かった。大変な瞬間に私だけの考えにとらわれないように他のことに集中する方」とし、「心が大変ならば他のことに多く集中できることをしようと思う」と付け加えた。

長い間トップを維持しながら活発に活動中だが、引退に対する考えは常にしているという意外な回答も出た。スジは劇中のキャラクターが引退したアイドルであるだけに本人も引退に対する考えをしたことがあるかという質問に「いつもそのような考えをしている」と答えた。スジは「(引退に対する)考えをしてみると、さらに毎瞬間目の前に置かれた仕事に最善を尽くすことになる」として、「この仕事を辞めることもありうるという考えで常に臨む。この作品がいつも最後かもしれないと思う」と告白した。

それと共に「一作品一作品をするほど大切さを感じる」として「むしろ幼い時は以前のドゥナのようにこの仕事が全てだという考えもした。ところが『歌もダンスもできなくなったらどうしよう、人生が面白くないだろうに』と心配するドゥナの台詞のように私はこの仕事が全てになってしまうのが嫌なのだと思う。そのため、そのような(引退についての)考えをいつからか自然にするようになったようだ」と説明した。

「イ・ドゥナ!」という作品、ドゥナというキャラクターに向けた切ない感情も表わした。 スジは「ドゥナの傷を演技するだけで私が持っていた傷のような部分まで治癒され、満たされる感じを受けた」として、「まだ気になるし、ずっと目に入ってきてちらつく痛い指のようなキャラクターとして残りそうだ」と表現した。

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