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故ソルリさん(f(x))、生前のインタビューで赤裸々告白…「最良の商品になりなさい…私が一番多く聞いた言葉」

Wow!Korea / 2023年11月14日 20時17分

故ソルリさん(f(x))、生前の告白を公開

韓国ガールズグループ「f(x)」のメンバーで女優としても活躍した、故ソルリさんの遺作である「ペルソナ -仮面の下の素顔-:ソルリ」が、Netflixを通じて去る13日公開された。

 デビュー直後から大きな人気を集め、生前は根拠のないうわさや悪質なコメントに苦しんだソルリさんは、今回の遺作を通じてそれまで世間に知られていない姿を見せた。

 同作は、ソルリさん主演の短編映画「4:クリーンアイランド」と長編ドキュメンタリー映画「ジンリに捧ぐ」の2本で構成された。特に、ドキュメンタリー映画はアーティストであり女優としてのソルリさんと、25歳のチェ・ジンリ(ソルリさんの本名)がその時代に感じた、さまざまな日常の悩みや思いをインタビュー形式で伝える。なお、ソルリさんの遺作(曲)となった「Goblin」に収録された曲のうちのひとつ「Dorothy」をモチーフにしている。

 ソルリさんは多くの質問に、自分の考えと感情を赤裸々に示す。「きれいと優れているの意味は違うと思うか」という質問に、「違う。『優れている』という考えは、芸能人の仕事をしながら、幼い頃から誰かと競争して私がケガをしないために、そのように思うしかなかった時があった」と話した。

 続けて、「幼い頃は『きれいだ』という単語に閉じ込められていたように思う。人々から『きれいだ』と言われると、なんで私にそんなことを言うのか、どんな思いで私をきれいだと言うのかが気になった」とし、「私はずっと美しい行動をしなければならないと思ったし、実際にもつつましくしていないととか、きれいな子どもに見えないと叱られた。あの時から、ずっと反抗心があったように思う」と打ち明けた。

 また、「きれいな自分自身が嫌いな時がすごく多かった。私が暮らしてきた環境では、『おまえはきれいな女性に生まれたのだから、何も知らなくて良い』、『ただそのまま人々の間に座って、人々に気分を合わせなさい。そうすれば人々は好きになるだろう。おまえはきれいなままでおもしろいから』。このような話を聞いてきた。外見に対する考えは、本当に多かった」とし、「ムカつかないか。きれいで生きづらかったと話したら、ムカつかないか」と笑ったりした。

 「20歳の時にしたかったこと」については、「1番は精神科の相談を受けること、2番目は恋愛」とし、「私が初めて下した決定であって、決定について後悔はなく幸せだった。幸せな私を、母は幸せになるなと言いそうだと感じて、切り出しにくかった。母が横で言う言葉は、ほとんど聞かずに私が望むことをした」と話した。

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