ロウン（SF9）、ロコ系の新しい強者を立証…「信じて観る」演技力とイメージ変身

俳優ロウン（SF9）の「婚礼大捷」の中で体当たりのロコ演技がお茶の間劇場をくぎ付けにしている。

ロウンはKBS2TV月火ドラマ「婚礼大捷」でハニャン（漢陽）で最高の“バツイチ”男シム・ジョンウ役を演じた。 ジョンウは17歳で王女の目に止まり結婚することになった人物で、子供のような面を持っている。 また、偉そうに振る舞う年配者のように頑固で力が溢れる姿を見せたりもするが、チョン・スンドク（チョ・イヒョン）に限っては全く違う微妙な感情を感じる。 これを演じるロウンはロマンスとコメディーを行き来しながらドラマに活力を吹き込んでいる。

# 信頼できるロウンならではのロマンス演技

　多数のロマンス作品で主演として活躍してきたロウンは、作品ごとに現実のときめきを誘発し、信じて見るロマンス強者として注目されている。 今回の作品でやはり初回から「僕は君に惚れていない」というシム・ジョンウらしい意味深長な台詞でもう一度ロマンスブームを引き起こしている。 

　特に、今回の作品は時代劇、権威をかざす若年寄のようなキャラクターで多少難しい設定にもかかわらず、ロウンはスンドクに向けたメロのまなざしや隠すことのできないほほ笑みで純粋な魅力を発散し、信じて見る「ロウンのロマンス」を立証した。

# 身を惜しまないコメディー演技も圧巻

　「婚礼大捷」の中のロウンはまさに新鮮で独歩的な演技変身で話題を集めている。 ロウンは身を惜しまないコメディー演技でドラマの面白さを倍増させている。 また、ジョンウの感情を率直に表情でそのまま表わし、若年寄の雰囲気あふれる台詞をとぼけた口調とかわいい目つきで機知よく盛り込んだ。 これに対し、多少硬く見えたキャラクターがロウンによって立体的に描かれたという評価だ。

　このようにロウンは毎作品勢いに乗った演技力とイメージ変身で視聴者たちに会っている。 これからロウンが描いていくシム・ジョンウがさらに期待される。