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映画「餌」ペク・ジニ&ソン・ジェリム&ペ・ユラム、マスコミ試写会「復讐劇とは差別化」…氷上界の不条理告発

Wow!Korea / 2023年12月5日 8時31分

映画「餌」ペク・ジニ&ソン・ジェリム&ペ・ユラム、マスコミ試写会「復讐劇とは差別化」…氷上界の不条理告発

氷上界の不条理から始まった事件を素材に被害者たちの痛みを盛り込んだ。

映画「餌」のマスコミ試写会が4日午後、ソウル・ヨンサン(龍山)区CGV龍山アイパークモールで開かれ、ユン・グォンス監督と女優のペク・ジニ、俳優のソン・ジェリム、ペ・ユラムが参加した。

「餌」は元ショートトラックの国家代表だったジュヨン(ペク・ジニ)が、同僚の死で胸に埋めておいた過去の事件に再び向き合った後、真実を知らせようと決心して始まる物語。

ユン・グォンス監督は「シナリオ作家さんがモチーフを持って提案してくださった」として「復讐劇が全て好きで復讐劇を扱うドラマとして解いてみようとしたが、ままならず少し減らして被害者が体験したことをリアルに表現すればどうかと再び整理して世の中に出すことになった」と明らかにした。

続いて「復讐劇が多くて差別化を図った。 生きながら数多くの被害がある。 私も被害者になることがあるのに、皆復讐しながら生きているわけでもないのではないか。私が崩壊するほどの被害に遭った時、私はどうなのか考えてみれば、被害者の現実的な姿を見せるのが正しいと思った。 そのまま見せることで被害者が体験する痛み、悲しみ、苦しさがどの程度なのかを知ってほしいと思った」として「被害者が報復して復讐してみると被害に遭った事実自体が軽く感じられる場合があり、私たちの社会で見過ごされると思われた。 たくさん知らせて恐ろしいことが起きないように人々に刻印されれば良いと思った」と付け加えた。

2013年に公開された「怖い話2」以後、10年ぶりにスクリーンに復帰することになったペク・ジニは「シナリオを読んだが、最後に深い響きがあった。 被害者の現実のようで、もう一度関心を持たせてくれた契機ではないかと思いながらシナリオに魅了された」として「久しぶりにスクリーンに私の顔が出てくるのでぎこちなくて残念だ」と打ち明けた。

それと共に「被害者にもう少し移入すれば良いという点を念頭に置いた」として「重い気運を撮影現場に常に持って行こうと日記を書きながらその気運を維持しようと努力した」と回想した。

ソン・ジェリムは死亡したユラ」の兄ムヒョク、ペ・ユラムはジュヨンの忘れたい選手時代のコーチだったヒョクスに扮した。

ソン・ジェリムは「被害者が持っている無気力さを表現したかった。 被害者同士で会った時、望まない加害者になる部分が残忍だがリアルなポイントだと思った」として「本来よく殴る役割をしたが、美術の先生なので体をよく使うキャラクターではなく、それをうまく生かそうとした。 走るのもまごつくように(キャラクターに)合うようにした」と伝えた。

ペ・ユラムは「私が引き受けた役割自体が悪い奴だが、シナリオでも直線的に悪い奴なので、私なりに立体的に作ってみようとした。 もう少し肉をつけようとした」として「体はそんなに大変だとは思わなかった。 演技だが具現化しなければならないので、精神的に大変だった」と話した。

Netflixバラエティー番組やMBCドラマ「恋人」のプロデューサーだったユン・グォンス監督の長編映画演出デビュー作「餌」は14日韓国で公開される。

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